レニ・バッソ「Ｆｉｎｋｓ(フィンクス)」
＠表参道 スパイラルホール（2004/01/29-31 3ステージ）
http://www.spiral.co.jp
全自由席（整理番号付） 前売り3500円 当日4000円
振付・構成・演出：北村明子 演出助手：小澤剛 映像：兼古昭彦 作曲：江村桂吾
照明：関口裕二 衣装：渡邊昌子 舞台監督：黒田隆行、長谷川純子、中野倫子
宣伝美術：柳沼博雅 制作：永麦亜矢子ほか プロデュース：布施龍一
主催：Leni-Basso
出演：
前島弥恵子、野沢英代、小澤剛、堀川昌義、潮湖暁、北村明子
2004/1/31(土）晴 7:41-8:35PM(53) 最前列より 客席超満員(160人)
客層：20-30才代中心、とんで中年層。パフォーマンス好きのコアなお客印象。
客入れ：クッション桟敷3列、ベンチ1列、雛壇に椅子席8列。当日券客40人を入れる
ため、階段や桟敷に追加席。折り込みパンフ。A4 1枚。スタッフ、出演者ほかデータ
掲載。次回公演の記載なし。
2001/2＠アートスフィア 再演。その間、ワールドツアーを重ねているとか。
舞台。素舞台。床に大きく点線で□。四隅にマイクスタンド、先端にカメラがつけられ
正面壁は全面スクリーン。
構成。ライブカメラに向かい、動作をサンプリング。既に記録した画像とコラージュ
２人を基本、半身を合成したり。北村ソロを挟み。男女のすれ違い、サンプリング
映像とライブは正逆転、停止の動きをリピート。以下、幾組かのダンスバトルが、
交錯する映像、照明の中で展開。合間を泳ぐように北村ソロ。
格闘技な関係性と動きなダンス。ライブ性が高い映像、音、照明。光と影を行き交い、
シルエットを含めて動きをみせるお家芸に、近年の映像取り込みをミックスした手法
2人組バトルのシンプルな緊迫感と、ビジュアルの多彩な面白さがいい案配に絡まり。
グルーブをゆっくりと高めながら、絶頂前寸止め。その一瞬間をみせてクール。
北村ソロは一人泳ぐように距離感を保ちつ、バネがはじきれるよな動きで空間を
切り。「ソロ公演」より、たっぷりと見せてくれて、嬉しいねこ。
覚え書き
・四隅に椅子、スタンドにライブカメラ。のぞき見るようパフォーマの動きを取り
込み。2人の映像をスクリーンに投影。左右半身を合成したり。
・北村ソロ。ストライプの映像背景。
・男１、もうひとりが加わり。すれ違い歩く姿を取り込み。映像とライブで正逆停止。
3人となり、同様に。
・映像なし、音楽のみ。2人がすれ違い、跳び蹴りらバトルな動き。転換で照明が
フラッシュし、暗転。矩形の光を床投影、それぞれ暴れまくりダンス。
・無音。椅子に座る寸前に取られな、椅子取りゲーム。背景照明のみでダンサーのシル
エットが浮かび。歌舞伎で言う、だんまり？。
・背景に多面体線画のＣＧアニメ。種々相対する構図を繰り返し。前後、対角線の線上
で、男女が格闘技なバトル。間を北村が切り裂くように動き。照明が赤くなり、
ノイズ画像。総員が入り乱れてバトル。
・フィルムストリップな背景画像。女性の取り込み画像が大写し。映像とライブパフォ
ーマがバトル。目元のアップ画像と歩きながら踊る画像の双方を投影。
・フィルムストリップな背景画像。北村ソロ。バネがはじきれるよな、動き。映像に
男性パフォーマ〜ライブで登場。北村と対峙し、暗転。
・暗がりの中、ポーズ。総員くねり飛び。男女のペアを入れ替えながらバトル。
・北村ソロ。ゆるやかに、飛ぶようにしなやかに。
・カウンティングする声、スクリーンにシルエットを写しながら動き。
・破裂音。二組が組み打ちバトル。ラストは対峙ポーズでシルエットとなり。
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