＠下北沢駅前劇場（2005/3/9-14 8ステージ)
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全自由(整理番号付）前売り2800円 当日3000円 リザーブシート3300円
作・演出：田辺茂範
舞台監督：海老沢栄 照明：中山仁[(株)ライトスタッフ]
音響：中村嘉宏[atSound] 映像：河内大佑、浦島啓 音楽：久保田翠
舞台美術：濱井海、森知行、砂川ゆうこ、飯田尚徳、高橋潤
衣装：田辺雪枝、森田陽平、依田由起子、木島幸子 小道具：清水克晋[SEEMS]
メイク指導：斉藤麻耶 宣伝美術：森田涼子 演出助手：六甲のおいしい清水
制作：今井香月
出演：
・ロリータ男爵「he meets girl 〜この出逢いはきっと運命だよね〜」
丹野晶子 ：アップルホッペ（魔法少女）
草野イニ ：トントロ（ホッペの従者。トトロ似の3匹の妖精が合体した外観）
大佐藤崇 ：トールくん（同人マンガ作家）
加瀬沢拓未：アルペ次郎（コスプレ大好きなアマチュアカメラマン）
斉藤麻耶 ：マヤマヤ（コスプレイヤー）
役者松尾マリヲ：オールレス（乞食）、客入れ
斉藤マリ ：犬公方（マンガマニア）
田辺茂範(13のみ)、高木早苗：ストロベリーペペ（ホッペが物語る話の主人公）
猫ひろし[ワハハ商店]：オールレスの変身した小男
清水俊樹、濱井海、森知行、田辺茂範：おともだち
・ＥＨＨヨ「秘密がある 〜もうひとつには戻れない〜」
作・演出・出演：ＥＨＨヨ（山田伊久磨 財団法人ノリオchan 今奈良孝行）
specialゲスト 猫ひろし[ワハハ商店］、高木早苗
・開演前パフォーマンス ＮＹ（加藤直美、中村嘉宏）
2005/3/13(日)曇 2:10-4:38PM(2'28) 中段より 客席満員(160人)
客層：20歳代中心、カップル多め、男女半々。
客入れ：自由席桟敷3、ベンチ2 指定席椅子5の各列。指定席といえども、混み
始めるとジャングルなんで、早め入場が吉。客入れ時から定例の松尾トーク、歌
などいろいろ。定時10分前から、ＮＹのゲリラ風ライブ。客席の寒さはさすが
演劇。例によって、冷房入れると寒く、切ると暑くと案配悪し(膝掛けは頼めば
あるはず）。桟敷の荷物預かりは半強制にあり。開演前にアナウンスがあるように
、長丁場なんでトイレ注意。
折り込みパンフ。B5 3ページ。配役、歌詞カード、予定。次回公演。10/20-24
10周年記念本公演＠吉祥寺シアター。アンケート一位の演目を再演とのことで、
投票用紙添付。リザーブシートは特製リーフレットつき。物販。DVDほか。
2劇団が劇場ブッキング、折り合いをつけるために同時上演という破天荒趣向。
舞台。ぎんぎらのイベントステージ、でも土台は週間漫画雑誌とチープ。正面壁は
からくり屋敷式に回転、またマジックミラーにもなていて展開に使用。両側の円筒
に秘密だよポーズの女子シルエット。両袖の展示ディスプレイは漫画のコマ仕様、
シルエット人物に吹き出しつき。
そんな舞台の上手に臨時天幕、ＥＨＨヨと大書。客入れ松尾さんにＥＨＨヨはでま
せん、じゃまと撤去され。あんまりに日本語してる英語ラップ・加藤さんのＮＹも
撤去されようとするけど、こちらはしぶとく居残り。
お話。コミケ周辺なコプレイヤー、同人誌マンガ作家の元に現れた、小太りの不思
議少女。彼女の話を聞いて作家大発憤、一気に新作を書き上げ。そこらに居着いて
いる、乞食紳士(無名の拾いものは自分のもの）。作家旧作がマニアな犬公方に
高く（といっても上限500円)売れたことから、オークションで一攫千金をもくろみ
（かな）。作家に恋心の、でも魔法少女の正体を知られたらもう出会えない、
不思議少女は分身（かな）のエッヘの助けを借りることにするが。
ファンシーとエロバカ、着ぐるみと褌一丁 な水と油の組み合わせ。思いがけずに
楽しく美味しく、双方のエグミ(ロリ男ゆるさ、エッヘ臭味）を減じて案配よく
仕上がり。女子高生なとんでも料理発想の勝ち。乱入エッヘにああブッキングだから
な前半、「秘密」判明、エッヘが取り込まれる後半 と物語る展開が愉快。来そう
でこないクライマックス、お客のお尻限界の2時間後にゆるいトークショーを脈略
なく開催。箸休めな脱力発想がらしくて、笑うねこ。ほか、劇中の投影される妙に
劇画入ってるマンガや、恥ずかしい衣装などもつぼをついて○。
役者。松尾さん。乞食紳士役が続くけど、本人が気に入っている？。猫ひろし。
うざすぎて愉快しごく。田辺さん。美少女コスプレがいつもながら妙に似合い。
ちゃっかり美味しいところ。
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