＠与野本町 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(2008/7/4-6 3ステージ)
http://www.saf.or.jp/
全指定 S7000円 A5000円 学生A3000円
作・振付：エドゥアール・ロック
音楽： ギャヴィン・ブライヤーズ、デヴィッド・ラング、ブレイク・ハルグリーヴズ
出演：ラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップス ダンサー9名 ミュージシャン4名
2008/7/5(土)晴 6:05-7:38PM(1'33) 中段中央 客席満員(750人)
客層：20-30才代最多に大人よりに幅広く。お友達連れ多し。女性過半数。
折り込みチラシそれなり。パンフ A5 10ページ 挨拶、解説、ダンサープロフィー
ルほか。 物販。オリジナルなし。 カーテンコール4回2分。
4年ぶり最新作。「白鳥の湖」「眠りの森の美女」ら古典モチーフとか。
舞台。素舞台、スポットらを刺し、たっぷりと光と闇を演出。丸形スクリーンを
つり下げ、完全円環なパール珠ＣＧや表面で寝そべる女性、いばら王子を投影。
左右の袖には縦長の木製オブジェを前後に並べ。インスタレーションとして上等に
独立して楽しめ。
構成。男女らペアでスピーディなパ・ド・ドゥ、を種々組み替えながら連綿。性差を
超えた男性ペアら危険な香り混じり。ラストは寝そべる女性と冒頭ＣＧと循環、静謐
な詩情を残し。
スピードと反射神経、３倍速でみる古典ミニアル。舞台上の四重奏団がライブ伴奏、
古典ロックアレンジな、エッジの効いた曲揃い。結構懸命そうな音楽のテンポに乗り
、けどメロディには耳を貸さず、踊りまくりん。左右、正面とスポット照明をやたら
切り替え、静止画にフォルムをみせつけ。行く川の流れは絶えずして、元の水に
あらずと種々動き。手振りなど、むやみに細かく振り付けられて偏執狂？。
強靱でしなやか、なんかアンドロイドみたいなダンサー達。汗一つかかない印象で
およそぶれなし。以前より飼い慣らされた印象はあるけど、ロックスピリッツある
しなやかな野獣どものスピードとキレを堪能するねこ。
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