＠与野本町 彩の国さいたま芸術劇場・大ホール(2004/6/16-19 4ステージ)
http://www.saf.or.jp/
全指定 S席8000円 A席7000円 B席6000円
振付：エドゥアール・ロック 音楽：デヴィッド・ラング 詩：ルー・リード
美術：ステファン・ロフ 照明：ジョン・モンロー 衣装：ヴァンダル
主催：カンバセーション、財団法人埼玉県芸術文化振興財団
後援：カナダ大使館、ケベック州政府在日事務所
出演：
ビリー・スミス
アンドレア・ボードマン
ミスタヤ・ヘミングウェイ
キア・ナイト
シュン・ホン・リー
ベルナール・マルタン
ジェイソン・シプリー・ホームズ
ゾフィア・トゥヤカ
ミュージシャン
ニョー・コン・キー（ピアノ、音楽監督）
アレクサンダー・カストンゲイ（チェロ）
シモン・クロード （ヴァイオリン）
ナディーン・メダウォー （ヴォーカル）
2004/6/19(土)晴・夏日 3:11-4:35PM(1'21) 1F最前方より 客席ほぼ満員(1200人)
客層：学生ぽい人と大人が半分づつ。おしゃれな若い人や中年男性結構。男女半々。
客入れ：当日券あり、最後尾に補助椅子。折り込みパンフなし。物販。パンフ（タブ
ロイド版 400円）大判で写真迫力、薄手で折り畳み可、読み物充実でお手頃価格。
Ｔシャツ 3000円。ヴォーカルほか音楽がえがったので、ＣＤほしかったねこ。
舞台。真っ暗。真正面上方から時折ダイヤ型のスクリーン。ダンサーの３Ｄ−ＣＧを
投影。同じく吊りものに、横幅いっぱいのアラベスク模様幕。主に空間は、幾条もの
光線を種々角度からさしいれ、切り替えて造り上げ。ぱっぱ、くるくると瞬間で転換
する様は、まるで映画のカット割りをみてるかのよう。
構成。男女らペアでパ・ド・ドゥ。そこに男１追加ら、融和と疎外な関係性？種々。
男女場面は紋きりなれど、同姓とくに男性場面はゲームな駆け引きの面白さあり。
ミニアルな飛ばし屋。ともかくスピード、偏執ちゃう？に徹頭徹尾。バレエなポワント
、つま先立ちの所作中心に90分。とくに女性ダンサーを独楽回しにするピルエットが
異常ちゃう？なすごさ。もうむちゃくちゃに回しまくり、でも超絶技巧でクール顔に
こなし、しかも細かく所作をいれる余裕。もはやダンスマシーンと化したダンサー達
に呆れるねこ。
上記の照明はダンサーの高速な動きに追従、生音楽もまた煽り立て、グルーブ感◎。
でも、スピードにだんだん麻痺なありがちパターンに墜ち、眠くなってくるねこ。
ミニアルに反復する動きと構成は、途切れる意識の狭間でみると、同じ場面に見えて
睡魔増長。即物的なスピードだけじゃなく、劇的な工夫（相対な表現でスピード感
とか）がほしいねこ。または、上演50分と短縮化でも○。
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