＠新宿 紀伊國屋ホール(2009/1/17-25 11ステージ)
http://www.kinokuniya.co.jp/05f/d_01/hall2index.html
全指定 前売当日とも4800円 平日の当日券学割料金3500円
＠北九州 北九州芸術劇場 小劇場 1/31-2/1 2ステージ
＠大阪 ABCホール 2/7-8 3ステージ
＠王子 北とぴあ さくらホール 2/10
1/19(月)14:00「ラッパ亭･柳家喬太郎独演会」
1/22(木)14:00「ラッパ亭･柳家花緑独演会」
脚本・演出：鈴木聡 舞台美術：秋山光洋 照明：佐藤公穂 音響：島猛
ステージオフィス 衣裳：花谷律子 演出助手：則岡正昭
舞台監督：村岡晋、山本修司 制作：山家かおり他 企画・製作：ラッパ屋
出演：
・お茶の水軽音楽サークルＯＢ＆ＯＧ
福本伸一 ：祐介くん（サラリーマン)
弘中麻紀 ：理恵さん（祐介の妻）
岩橋道子 ：紀子さん（セミナー講師）
宇納佑 ：英俊さん（医師)
熊川隆一 ：行雄さん（雑誌編集者）
大草理乙子：美幸さん（行雄の妻）
俵木藤汰 ：善幸さん（葬儀屋 行雄、美幸友人）
おかやまはじめ：馬場さん（同窓会幹事）
武藤直樹 ：久世さん（2代目リーダー）
土屋裕一（客演）：矢島くん（プロミュージシャン）
木村靖司 ：祥文さん（軽音楽サークル創始者 音楽プロデューサー）
・ペンション イパネマ
中野順一朗：芳樹くん（オーナー）
三鴨絵里子：雅美さん（芳樹の妻）
岩本淳 ：間宮くん（従業員）
2009/1/17(土)晴 7:02-9:15PM(2'12)後方上手 客席満員(410人)
客層：大人よりの老若男女。中年層も結構。男女半々。
客入れ：当日券詳細不明。補助椅子なし。折り込みチラシ極厚、輪ゴム止め。
パンフ □20cm 7ページ。挨拶、顔写真付き配役とインタビュー、スタッフ、
予定。次回公演。来年1月＠紀伊國屋ホール。物販。今回グッズなし。過去台本。
落語の回チケット。中段1列を販売も平日昼のためか、売れてない様子。
カーテンコール1回1分。拍手続くも2回目はなし。 終演後のアナウンスでリバー
ウォーク駐車場うんぬんとあったけど、北九州版誤用？。
作家、役者が売れっ子でいまや、年１回のギフト公演。
舞台。ブラジル国旗三色を壁に配し、棕櫚の葉も覗く、ライブ感ある民宿ロビー。
中央クリームが2階への階段、隣の赤がフロント兼バー、ほか一面淡いエメラルド
グリーン。中央に藤製ソファーとテーブル、上下によしず立てかけ。下手から海岸、
上手から玄関へ至る設定。
お話。ブラジルでなく千葉の海外。かつて青春をともに過ごした大学軽音楽サークル
の仲間が再開する。名目は創始者の還暦祝い。彼と彼女たちの様々な人生が交錯して
いく。残念な人生、面倒な恋愛、不満と倦怠、成功によぎる影、忍び寄る死…。
そんなこんなを抱えながら、ふとスイッチを切り替えたりもして(笑）。
格好悪くて、カッコイイ奴らに拍手。素敵なバカどもの人生賛歌、ラッパ屋大好き。
旧知の役者達を輝かせる、当て書き目白押し。いい角度でみせ、嵌る言葉で語らせて
個々に気が利き、ええ案配。愉快な毒舌、時折気が利いた名台詞を絶妙の間で交わす
アンサンブルがまた絶好調。面白くてケラ笑いの狭間に、しっとりバームクーヘンと
人生の年輪を覗かせて、また美味い。他人事ではない、30-40才代の悲喜こもごもな
人生の機微がしっかりと伝わり。陰日向はあっても、よくしゃべって秘そめず、
救い合う、ラテン気質のさらりとした情感を残し。すべてに愛ある視点を注いだ大人
のコメディを堪能するねこ。
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