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 らくだ工務店 第21回公演「火葬」第22回下北沢演劇祭参加

 @下北沢OFF・OFFシアター(2012/1/25-2/15 26ステージ)
 http://www.honda-geki.com/offoff.html
 全指定 前売3800円 当日4000円 1/25・26・27 前売3500円当日3800円

 作・演出:石曽根有也 舞台美術:福田暢秀[F.A.T STUDIO]
 音響:田上篤志[atSound] 照明:山口久隆[S-B-S]
 舞台監督:井関景太[るうと工房] 衣裳:車杏里[√ac]演出部:川嶋紗也子
 宣伝美術:石曽根有也 制作:関博弥ほか 企画製作:らくだ工務店
 出演:
 林和義  :山川 数学教師・2年A組担任・生活指導
 古川悦史 :柴田 理科教師・2年副担任
 河相我聞 :飛鳥井 社会科教師・2年C組担任
 大路恵美 :青柳 保健体育教師
 中村真知子:菅 家庭科教師
 今村裕次郎:大須 英語教師・2年B組担任
 岡まゆみ :太田 国語教師・学年主任

 2012/2/5(日)曇 7:33-9:27PM(1'53)中段上手 客席8割(40人)
 客層:20-30歳代中心、男性過半数かな。
 客入れ:ベンチ1、椅子5列。下手寄りが○だけど、指定席…。折り込みチラシ
 それなり。パンフ A5 3ページ。挨拶、顔写真つき配役、スタッフ、予定。
 次回公演。12月@スズナリ。物販。台本1500円。 カーテンコール1回1分。

 ロングランとあって8年振りに工務店をみるねこ。
 舞台。リアルな体育倉庫。中央に跳び箱、床にマット。正面棚に用度品ら。
 鉄骨柱がむき出し、白い壁に汚れや剥がれ。小窓が正面とサイド。出入口は上手端。
 
 お話。とある中学校の体育倉庫に、教師6人が閉じ込められ。誰がなんのために、
 教師達をそんな目にあわせたのか。過去と往還しながら。それぞれの事情とも
 モザイクを晴らしていく。しかし、ラストは予想だにしないもので。

 学園の偽善を曝き晒しやるせない。タイトルへの驚き、不穏感が当たった格好。
 とはいえ緩急のテンポよく、ぽつぽつ笑いをまぶした会話は案配良く。前半は
 シチューエーションコメディに楽しめ。色々明らかになるにつれ、しだいヘヴィに
 なる展開に胸騒ぎとも引き込まれ。学校という異常地帯と、歪んでる先生達には
 呆れ笑いつつ、悲しくなるねこ。ちょっと離れ、醒めた立ち位置の柴田先生が救い。
 演じる古川悦史さんも、うすら男の色気とも○。

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