＠下北沢 OFFOFFシアター（2012/8/15-20 8ステージ）
http://www.honda-geki.com/offoff.html
全自由（整理番号付）前売3300円 当日3500円
作・演出：田辺茂範 音楽：佐藤こうじ（SugarSound） 振り付け：依田朋子
舞台監督：海老沢栄 照明：萩原賢一郎 舞台美術： 仁平裕也
衣装：大沢ラーク、稻垣博子 劇中イラスト：斉藤マリ 宣伝美術：森田涼子
制作運営：三村里奈（ＭＲｃｏ.)
出演；
佐伯さち子[野鳩] ：本多シノ子（人間だけど出汁）
鈴木アメリ[犬と串]：小鳥のピッピ
足立雲平 ：マスター
清水くん ：常連客 ヒロシ
福屋吉史 ：満腹一郎
キジマチカ：管理会社社員（先輩）
丹野晶子 ：管理会社社員（新人）
2012/8/15（水）7:37-9:00PM（1'22）前方中央 客席満員（50人）
客層：20-30歳代女性7割。お友達連れ多め。
客入れ：番号順に整列入場。開場時20人ほど、ゆるゆると埋まって満席。通常客席
ベンチ１椅子4，5列。折り込みチラシそれなり。パンフ A5 3ページ。挨拶、配役、
予定。次回公演 来年3月 はんぶんじゃないロリータ男爵 本公演＠駅前劇場。
劇中歌、歌詞カード両面1枚。 カーテンコール1回 長く拍手続くも2回目なし。
忘れた頃の4年振り公演。一部劇団メンバーにゲストいれての復帰公演。
舞台。紗幕の向こうに巨大鍋。背景画と遺影の山、天辺にログハウス。
お話。高齢化社会の果ての姥捨て山、頂上には客寄せのための喫茶店「不死鳥」。
いまや閑古鳥が鳴き、老女マスターは立ち退きを迫られている。管理会社が
最後通告を突きつけてきた瀬戸際にワンアイデア、猫カフェに転身しようというの
だが。
奇想天外な物語、珍キャラ、とほほ歌詞で弾むミュージカル。面白愉快でちょっと
スパイシーなロリータ男爵が帰ってくれて嬉しいねこ。思い込みが強い、ちょっと
違うんじゃないかなな、アンバランスな設定とキャラ立て。「罠」とかガジェットや
身も蓋も無い、下らなく落とす台詞も欠かさず。それらを真顔で演じる役者達が
まあ可愛い。滲む愛嬌・丹野晶子はじめ、ゲスト佐伯さち子、鈴木アメリがラブリー。
目が点になる奇抜、予想不可な展開も、自分探しな隠しテーマ？を巡り、
奇なるも正。重くなりがちな言葉を奇態の笑いのせて、ほんわかしみじみ隠し味と
して、旨し。早く本公演がみたいねこ。
M1 わたしはだし
M2 オレは男だ！
M3 ようこそ喫茶不死鳥へ
M4 そいつは猫カフェ
M5 猫になれば
M6 狙うはランジェリー
M7 熱い血潮
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