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 ロリータ男爵「Dr.ナース」

 @下北沢 駅前劇場(2013/2/15-20 8ステージ)
 http://www.honda-geki.com/ekimae.html
 全指定 前売3300円 当日3500円 団体割10000円(4名1組)

 脚本:田辺茂範 演出:田辺茂範 音楽:佐藤こうじ(Sugar Sound)
 振付:依田朋子 舞台監督:海老沢栄 照明:萩原賢一郎(アルティプラノ)
 音響:山下菜美子(mintAvenue inc.) 舞台美術:仁平裕也 衣装:田辺雪枝
 映像:河内大輔 宣伝美術:森田涼子 制作運営:三村里奈(MRco.)
 出演:初演(2004/7/8-12 @シアターモリエール)未見、配役不明。
 
 今奈良孝行:渚つかさ
 丹野晶子 :婦長

 松尾マリヲ:山田三郎(ポッケ)
 加瀬澤拓未:マルコ
 宮下今日子:第一秘書
 清水くん :第二秘書
 福屋吉史 :担当医

 斉藤マリ :芥川みくり
 足立雲平 :Dr.クランケ
 工藤史子 :鼻血

 はまい海、ボッチン:バイキン
 田辺茂範 :尊い方

 新居順子、駒崎輝子、戸田真彩巳、西尾和正、みやざきひでこ(シフト制):お友達

 2013/02/17(日)晴 7:09-9:00PM(1'49)中段下手 客席満員(130人)
 客層:20-30才代中心、ときどきおじさん。男女半々。
 客入れ:全指定。中央花道、パイプ椅子3列、通路、6列。開演定時5分前から
 松尾マリヲの前説と修業を積んできた芸披露。折り込みチラシそれなり。パンフ
 A5 3ページ。挨拶、配役、スタッフ、ストーリー、予定。次回公演未定とか。
 カーテンコール2回2分。拍手鳴り止まず、前説担当の松尾さん再登場。

 初演を見られなかったねこには思いがけず嬉しい再演。しかも5年振り本公演。
 舞台。壁に歪んだドア。箱椅子は六角形。
 お話。記憶を消去され工作員となった渚つかさの任務は、雲隠れした某製薬会社
 会長をみつけ警護ならぬ介護をすること。山中の病院にいるねずみのような医師、
 生命保険対象外の謎の老人達、そして不老不死薬DEAD OR ALIVE。点と線を結ぶ
 ミステリー。

 なんだけど、キャラが漫画パロ、演出演技が無茶なので、暴れ八着にでき。
 小劇場演劇らしい破天荒さが、無理矢理ミュージカルと相まってパワープレイの
 あるいは脱力の面白さ満載。さらにリアル老人達が登場してヒヤヒヤ感いや増し。
 荒唐無稽もラストはちょっと気が利いていて、なかなか。オリジナルメンバーが
 結構復帰。松尾マリヲさんの暑苦しさとか変わらず、嬉しいところ。

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