＠新宿 紀伊國屋ホール(2013/11/01-10 13ステージ)
http://www.kinokuniya.co.jp/contents/pc/store/hall.html
全指定 前売り4800円、4300円 エコノミー券2800円
＠北九州芸術劇場中劇場 11/16 1ステージ
作・演出：鈴木聡 舞台美術：秋山光洋 照明：佐藤公穂
音響：島猛(ステージオフィス) 衣裳：花谷律子 演出助手：則岡正昭
舞台監督：二本松武、村岡晋 衣裳部：木村春子
宣伝美術：芹沢ケージ・冨宇加淳(mgdesign) 制作：山家かおり、吉田由紀子、
江口紀子、早川晃子 東京公演提携：紀伊國屋書店 企画・製作：ラッパ屋
出演：
ラサール石井：多田亮司(56) 営業部四課長
おかやまはじめ：前田洋介(56) 営業部三課長
俵木藤汰 ：吉田善郎(56) 営業部二課長
中野順一朗：原由紀也(39) 営業部一課長
浦川拓海 ：松居秀人(29) 営業部一課員
宇納佑 ：永島英之(56) 営業部長兼営業担当役員
福本伸一（ダブルキャスト熊川隆一)：倉石智己(57) 開発部長兼開発担当役員
岩本淳 ：岩崎晃二(46) 社長二男 副社長
弘中麻紀 ：渡辺友子(45) 営業部二〜四課デスク
岩橋道子 ：野林千佳子(42) 営業部一課デスク
大草理乙子：多田美津子(60) 亮司の妻
三鴨絵里子： 安原淳子(42) 多田家の長女
ともさと衣：小島詩織(30)多田家の次女
木村靖司 ：安原徹(49) 淳子の夫
小林健一[動物電機]：小島健志(33) 詩織の夫
武藤直樹 ：小島健春(64) 健志の父親
2013/11/06(水)晴 7:06-9:02PM(1'54)後方中央 客席9割(380?人)
客層：大人中心、とりどり年齢層。男性過半数。
客入れ：折り込みチラシすれなり。パンフ A4 1枚。物販。パンフ A4 1000円。
上演チラシ。鈴木聡×宮田慶子対談収録。Tシャツ 2800円。カーテンコール1回2分。
創立メンバー 福本さんから劇団創立30周年にあたっての挨拶。
巨大化せず縮小もせず、変わらない魅力で結成30年。
舞台。濃淡つけしたモノトーンのモザイクパネル、大小コンポジッション。開けて
日本家屋のお茶の間とか。
お話。高度成長期もバブルも、みんなでぼやぼや乗り切ってきた中間管理職達。
ここにきて能力主義で状況一変、やり手、出世株のサバイバルに狩り立てられて
しまう。出世や金がすべてではない、がしかし…。世知辛い世に、ダサイ課長＝
ダチョウ課長だけは筋を通す。
攻めのラッパ屋健在。ちくちくしみじみと、迷子な今の心境に寄り添い､一矢を
報いてくれた感。バカをする素敵、憧れを全編どたばたととほほ笑い、折々のかっこ
いい台詞で描き。切れの悪い中年の小便、それが疲弊し死んだ同僚の声に聞こえる
とか、ブラックも失笑。演劇だけが今や桃源郷なのかしらと、浮いた心でしみじみ
思ったりするねこ。
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