＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2015/6/4-14 16ステージ)
http://www.komaba-agora.com/
全自由 一般3200円 学生2700円 高校生以下1000円 当日券各500円増し
前半割300円引き リピーター割引500円引き
脚本・演出：三浦直之 美術：杉山至(青年団) 音響：池田野歩 照明：富山貴之
衣装プラン：臼井梨恵(モモンガ・コンプレックス) 舞台監督：鳥養友美
演出助手：中村未希 イラスト：ボブa.k.aえんちゃん デザイン：郡司龍彦、
佐々木俊 広報：浦谷晃代(Diet-chicken) 制作：坂本もも
企画制作：ロロ、さんかくのまど、(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催：(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
出演：
出演(役名は登場順)：
篠崎大悟：大悟
板橋駿谷：ジョン、旦那、美千代先生、黒松、板橋駿谷、ナイスフルーツ、真後ろ
亀島一徳：ヨーコ、隅田川すみこ、亀島一徳、皮膚の腐り果てた女
望月綾乃：ナース、502 、霞ヶ関麗しき、永遠そして、望月パヤ乃、
名前のわからない女、妻
森本華 ：カトウ、クルブシタケル、はあや、森本華、蛍光灯
2015/06/04(木)晴 7:35-9:17PM(1'42)奥側中央 客席満席(80人)
客層：学生、20才代男女とおじさん、男性過半数。
客入れ：客入れ時20人ほど。センターステージ。ひな壇に各椅子3列。奥側最後尾は
壁の出っ張りが背中等に当たって△。折り込みチラシ厚め。パンフ A4 3ページ。
次回公演。来年11月STスポット。高校演劇のフォーマットで創作する青春演劇、
とか。物販。台本1000円 イラストシール300円。映画「ダンスナンバー 時をかける
少女」DVD会場限定先行予約あり。カーテンコール1分。
劇団員のみ公演。
舞台。もこもこしたうす布一面。中にテーブルなど調度。周囲に楽器や小道具類。
お話。生まれる前から男前な存在感を示した少年・大悟。その黄金の手で周囲を
魅了していく。長じて演劇と出会い、手男優として活躍するが。
創意に溢れた天衣無縫の物語、美術展開。男子一代記を奇天烈でムーディーで
エロティックに彩り。劇団員のみのキャスティング、色濃くて技量に秀でた役者
ぞろい。1人でも満足なのに、５満足たいと色濃く思うねこ。できればリピート
したいねこ。
アフタートーク 9:20-9:44PM(24) 7割方居残り
九龍ジョー、三浦直之
九龍 初めてらしいとこと進化したとこ違う質感の二つが。ボーイミーツありと
思っていたが違うものも乱反射して。大悟が生まれたとこから組みつほぐれつ
してて今までと違う。
三浦 皮膚の話を書こうと。ハンサム＝ハンドで握って、皮膚に触れるから。
あの布はIKEAで膝掛け用に売っていたもの。
九龍 触れあうまでいかないがこれまで僕は幼児期の包まれている展開。抜け出て
から早い転換で物語をつくる展開にかわった。
三浦 制作からメンバーだけでつくりたいと言われた。8-10人がグループが
作りやすくて書きやすい。5人だと世界が狭くなるから大悟中心の構成にして
すれ違う物語に。「官能教育」で母とのことをやったことで、肉感的なことに
興味をもつようになった。
九龍 二次元キャラぽいとか見えるけど、手触りが現実的、大人。
三浦 作品のことを語りつつ、拡げたいなと。九龍さんの本・メモリースティックを
読んで別々なのに繋がっていく。星座のように繋がるといいなと。
九龍 これまでアニメとかに託していたものが、三浦君のドロドロしたものになった。
男根とか、女がゾンビみたいだったりとか。ファンタジックだけど空恐ろしい
ものがそれに乗っかってきた。信頼できる5人でつくったこともあるだろうけど。
三浦 応答が凄いし、ともかく無理が利いた。
九龍 ペニスとか出すのはナルシズムの人。最後にガラクタに変わるのはある種
官能的。見る人によっていろいろと感じ取れる。
三浦 一代記を書きたいと思った。いままで一つのコミュニティで完結していたけれ
ども、一代記だといろいろなコミュニティを通過していく。
九龍 抜け出るまでが長くて、一代記としていびつだけど。
三浦 編集して選んでいくしかない。自分にフィードバックして楽しいみて、楽しい
中高の記憶が全然無いことに気づいた。
九龍 最初のＳＥＸとか、ずっと触れあい続けていてそこがポイント。
三浦 ラストは地面とスローSEXをすると決めていたけどどうやるか。スローSEXの
スクールにいくことも考えた。
九龍 喜ばす話かと思っていたら、自分が気持ちよくなるのは男性性のヤバさと
気づいた。
三浦 大方、女の子のエピソードかと思ったが、途中から違って手と大悟へ。
九龍 箱庭的。 三浦 奇妙な空間。
九龍 精神分析的にみてしまう。
三浦（今回はやりやすかったか）転換が難しい、繋ぎとか（純ロロでやって）
劇団員が30才にさしかかって集団の維持が難しい感じ。いいタイミングだった。
九龍 俳優が素晴らしい。キャラも磨かれてるし。
三浦 引き出しをどんどん開けてもらって。みんな客演が多くて達者になっている。
九龍 以前はコントみたいになっていたが、そこも巧くなって普通に。もっと大人に
なってコミュニケーションを取れているのかと思ったが、自我が尽きだしていて
（三浦 大人になりたいです）
三浦 布の動かし方をシンプルにとか話。
[月間一覧］