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＠田町 リーブラホール（2020/02/20-23 5ステージ）
全自由 コモンズパス（全プログラム）一般5800円 港区民割5300円 学生割4800円
＠京都 ロームシアター京都ノースホール 1/21-24 6ステージ
作・演出：市原佐都子 舞台美術：dot architects 衣裳：南野詩恵
音楽：額田大志[東京塩麹／ヌトミック]
照明：魚森理恵 照明オペレート：加藤泉 音響：稲荷森健 音響助手：濱田夢花
映像：小西小多郎 舞台監督：川村剛史（ロームシアター京都）
ドラマトゥルク：木村覚 演出助手：山田航大
制作：眞鍋隼介、木原里佳（ロームシアター京都） 宣伝美術：吉岡秀典（セプテン
バーカウボーイ）イラスト：狩野岳朗
製作：ロームシアター京都 ロームシアター京都 レパートリー作品
東京公演 舞台協力：株式会社ステージワークURAK 会場協力：港区
出演：
［第一部 ブス］朝倉千恵子、筒井茄奈子ほか
［第二部 ゴキブリ］大石英史、キキ花香ほか
［第三部 マングルト］廣川真菜美、富名腰拓哉、緑ファンタ
演奏：秋元修（ドラム）、石垣陽菜（ベース）、高橋佑成（ピアノ・キーボード）、
額田大志（シンセサイザー）
2022/02/20（日）小雨 4:07-6:19PM（2'11）椅子席最前方 客席満席（100人）
客層：20-30才代中心に2世代、女性過半数。
客入れ：開場時20数人。感染対策。検温、手指消毒。広い会場の前方三角桟敷
6，7列。後方ひな壇に椅子4列。入口で靴袋を渡されるけど、椅子席は土足可能。
左右に拡がる舞台面（通路）が見渡せる椅子席が○。換気してるせいか、足下が
冷え込み。コートと荷物預かりあるけど、防寒は要。当日パンフ A4カラー両面、
フェス共通パンプ B5冊子。 カーテンコール2回後規制退場。
2017年初演、翌年横浜、京都で再演。
舞台。赤い提灯が放射状に渡り、正面上手寄りに富士山屏風とスタンドマイク。
宴会場？。そのまま上手の四畳半アパート部屋に繋がり。下手はススキの道〜二股に
別れ。バンドは下手客席側。
お話。第一部ブス「ブス」の女子高生二人の漫才コンビ。自虐ネタ満載。「不自然
撲滅党」候補者の政見放送を見て、ヤバい連発、しかし思うところあり。
第二部 ゴキブリ 貧窮にある夫婦、近所のラーメン屋の匂い＋ゴキブリに悩まされ
ている。夫は多量のバルサンを焚いたところ、ある変化が。
第三部 マングルト 自分自身の常在菌を使って作る発酵食品「マングルト」。
その普及セミナーの模様。
まさにデラックス。1人多役の一人芝居を七人の俳優に配役、サブキャラや幻想の
キャラを含めて大幅増員。くわえ生バンドの演奏付きでパワーアップ。
とりわけ、第二部がソウルフルでダイナミックなミュージカルに大変身。歌唱とか
ゴキコンを思わせて、嬉しくなったりするねこ。今に続く忌み嫌われるものを巡る
奇想譚。だけど、悪意や歪んだ笑いをまぶしたり、偽善でマスクしたりせず、
生まれ産む性をめぐる素直な肯定と慈しみの視点があり、好感を抱くねこ。
菌との共存は今に始まった話じゃないけど、今こそリアルなことがらとも。
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