＠新宿 紀伊國屋ホール(2022/12/04-11 6ステージ)
全指定 前売り・当日とも A席6000円 B席5000円 12/5,6 A席5500円 B席4500円
U-25券 3000円
脚本・演出 鈴木聡 音楽：佐山こうた 美術：秋山光洋
照明：佐藤公穂 音響：島猛・大久保友紀（ステージオフィス）
衣裳：木村春子（花桃ワードローブ） 演出助手：武田篤 舞台監督：村岡晋
舞台監督助手：藤林美樹 宣伝美術：m9design 宣伝：吉田プロモーション
制作助手：古城茉理 制作：江口紀子、吉田由紀子、早川晃子
プロデューサー：山家かおり 提携：株式会社紀伊國屋書店
協賛：株式会社リンレイ 主催：ラッパ屋合同会社
出演： サイコロチーム ジャンケンチーム 課長 おかやまはじめ 熊川隆一 教授 木村靖司 松村武[カムカムミニキーナ] マダム 谷川清美[演劇集団円] 岩橋道子 スーツ 宇納佑 中野順一朗 ヤング 林大樹 浦川拓海 お局 ともさと衣 椎名慧都[劇団俳優座] エコバ 弘中麻紀 大草理乙子 秘書 岩本淳 武藤直樹
会長(声）柳家喬太郎
2022/12/06(火)晴 7:03-8:35PM(1'29)前方上手
客席9割(370人)
客層：大人中心に2世代。女性7割。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。最前B列。追加クッションの用意なし。
当日パンフ B5 3ページ。物販。過去上演台本。初DVD コメンテーターズ。
カーテンコール2回、告知の岩本さんの間に笑い。規制退場なし。
新作Ｗキャスト公演。
舞台。シックでモダンな円形ホール内。白漆喰の壁、六方に廊下開口、正面に
高く窓、ブラウンの木造壁と調度。壁にはボードゲームゆかりのポスターも。
中央にテーブル2、背もたれなし椅子各4。
お話。週末の夜、互いの素性知らず、マスクで素顔わからずも愛称で呼び合い、
ボードゲーム愛で集う人達。とある冬の日、沙汰がなかった「会長」から
呼び出しメッセージが。他でもないと連れ立つ彼らへの依頼ミッションとは
人生を歩み出す少年へ贈るゲーム創り。思いがけない願いをどう叶えたらいいか
議論が始まる。
今回はちょっと変わり種な御趣向。ミステリー仕立てで、海外の舞台みたいな、
積極的なシチューエーションでの対話劇。4月に新国立劇場で観た舞台を思い出し。
互いの人生を語り合う内、際立っている人、平凡な人それぞれに、重めに言うと
人生の意味に行き当たる。キャラ立ちしてる面々のユーモアとウィットある会話で
終始面白く、味わい深く描いていき。考えること向き合うこと自体が相互に気づき、
贈り物になるという。観てるねこにもしかり。人生半ばの課長、教授のもういい
でしょの台詞も実感として沁みる。からの奮発、人生賛歌がラッパ屋らしい。
課長のラストモノローグ、大切な2つのことに頷き、心晴れる思いがするねこ。
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