[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠水天宮前 日本橋劇場(2023/05/08 1ステージ)
1階指定席4000円 2階自由席3500円 通し券7500円
左ん坊「出来心」14分
さん喬「らくだ」枕なし+噺42分
さん喬「死神」枕なし＋39分
仲入り15分
さん喬「百年目」枕5+噺46分
2023/05/09(火)晴 6:29-9:11PM(96/休15/51)前方中央 客席3割(100人)
客層：20-30才代女性とベテラン中心、男女半々。
客入れ：当日パンフ A5 3ページ。
左ん坊「出来心」
お話。別名まねけ泥。落語だからといって程度がある間抜けぶり。
バカかわいい、明るい呑気ぶり○。
さん喬「らくだ」
お話。らくだと言うあだ名で呼ばれている乱暴者がフグに当たって死んでしまう。
訪れた兄貴分は、せめて弔いの真似事でもと思うが金がない。通りかかったくず屋へ
香典を集めるとか、凄んでいいつける。嫌だといった死体を踊らせてみせるという。
出囃子はかんかんのう♪。昨日の新作部屋「らくだ」繋がり。昨日のうちに死んで
いればに客席から笑い。くず屋の困り顔と人格転換をたっぷり細やかに。後半、
兄貴分のキャラ変は急転過ぎて喜劇的。
さん喬「死神」
お話。貧乏な男に憑いている死神がアドバイス、病人の沙汰を知らせるから医者に
なれという。ある日金に目がくらんで、死神を騙してしまい。
死神キャラが水木しげる、ニヒルな微笑みがいい、どこか愛嬌もある。サゲは加飾
なくストンと落とし。
さん喬「百年目」
枕。連休明けはお客さんが来ない、しかしと感謝。合わせ鏡は（と仕草をしながら）
可愛らしい、席亭の加藤さんに話したらシリーズタイトルに即決。意味はない。
お話。石部金吉な番頭、こっそり大旦那に化けて船遊び。主人と偶然であって
しまい、翌日呼び出されて戦々恐々とするが。
細かく丁寧。船上から見た賑わう川縁の光景を連ね、番頭が自ら禁を破って舟を
下りたのが得心でき。ラストの旦那との場面は長めにしてしみじみ。
[月間一覧］