データは、西沢栄治演出レポート参照。
2025/02/14(金）晴 7:02-8:54PM(1'51)奥側中段中央 客席9割（85人）
客層:3世代 学生〜ベテラン 男女半々。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。センターステージ＋スタジアム客席 最後尾以外
ほぼ埋まる盛況。開演前に流山児さんから物販パンフほかPRと前説。開演定時6分前
から役者板付き、壁投影の映画「荒馬と女」を見。 カーテンコール2回。
もう一つの流山児祥演出、初演キャストでの上演。
舞台。グレー床、黄色壁、出入口ドアの対面に冷蔵庫。ステージ両下にベッド2ずつ
は西沢演出ではちゃんと組んであったっけ？。調度は西沢演出の背もたれ付き緋色椅子
から、簡素な黒丸椅子に代わり。ペール缶のゴミ箱はあったっけ？。床センターの
ビニール部分には、終盤西沢演出にない積極ビジュアル入り。
お話。チンピラ・ジャンキーの4人、その中でも目端が効く男の一風変わった銀行強盗
計画に乗るが…。
胸の内それぞれのヤバイ四人を良く描かれてて、素敵に最低で最高な本作。全然違う
Wヴァージョンで面白さ文字通り倍増。西沢演出のスピード、名残の若気の至り感と、
流山児祥演出のバイアス掛かったエグ味、喪失感、隠し味のダメ男の愛らしさが強め。
ベテラン俳優達が無茶振りに応えてアクロバチックに動いているのには驚き、怪我しな
きゃいいけど…、見る目が違って来たりして。演出ではトリップ場面の水中ムードは
共通、ステージ下のベッドで寝て待機する流山児祥演出は慢性中毒体現。あと前述の
よう、ビジュアル派手め。