青年座第136回公演「フユヒコ」
＠新宿・紀伊國屋サザンシアター (1997/5/9-18 10ステージ)
全指定前売り当日5000（割引制あり）
作：マキノノゾミ [Ｍ.Ｏ.Ｐ.] 演出：宮田慶子
出演：山野史人、今井和子、家中宏、川先宏美、土師孝也、横掘悦夫、
大家仁志、那須佐代子
1997/5/16(金)曇り 7:05-9:15PM(休憩10) 最後尾(21列)から 客席満員(460人)
客層：老若男女。会社帰りのおじさまそこここ。はしゃぐ学生？も多。
客入れ：入口前が混雑してて△。出口側を、入場時に使ってはいけないの消防法
から？。サザンは座席が千鳥。最後尾でもみやすいけど、役者表情？で淋しい。
ニフ・当日券割引情報知ってたのに、窓口じゃすっかり忘却 ^^;
青年座、たぶん初見。好評Ｒとマキノさんホン、なんで観にいったねこ。
舞台。和洋折衷。ほどよい生活感あり。下手、８畳和室、ガラス窓付ふすまの外
は廊下、曲がった登り階段、電話とか伺える。下手から連なった上手、アトリエ
風な飾らない居間。テーブル、椅子、ピアノ、シーザー像、イーゼルが控えめに
中央に招き猫。場内、大受けとったポイント小道具なり。
お話。変わった着眼な物理学者、随筆家でも知られた、寺田冬彦（山野）。後妻
なクールなおかみさん（今井）とは喧嘩がたえず。年末、子供らも家に帰ってく
る頃。平穏に暮れると思った日常に起きた大事件。寺田寅彦がモデルとおぼしき
一家の１週間。
サザエさんテイストなほのぼの、礼儀正しさ＋機微しちゃうしみじみ。幸せいい
気持ちねこ。実名ださないのもふむふむな脚色、キャラの味付けが若干マンガ
ぽく、メリハリあって楽しい。安定した役者演技でよけいな気遣い不要も○。たま
にはこんなのも、ねこ。行き違いな夫婦の象徴みたいだった招き猫、実は接点な
、実あるおかみさんの証な使い方が○。うまいっス。
役者。末娘役、川先宏美さん。明るくて○。ネバランん時の富田雅子さん、彷彿
ねこ。おかみさん役、今井和子さん。クールに覗く、見えない照れ笑いが○。
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