シルヴィア座「アンドロジニーの恋」
＠新宿・タイニイアリス(1997/8/25-27 3ステージ）全自由 前売り2500当日3000
作・演出：滝口シルヴィア 出演：滝口シルヴィア（ＡＶ監督）、リカコちゃん
（美人）、中村（元自衛官）、新沼（ベテランAV男優）、お客１（学生？）、お客
２（劇団員？）、お客３（ガラス職人） その他、客席のピーピングトム達
1997/8/26(火)曇り 8:00?-10:00?PM 最前列より 客席２割（20人位）
客層：女性２名。学生？ぽい子と派手な出で立ちの女性（だよな）。学生ぽい
子は途中退場。20〜60?才代までと幅広く。エンゲキ、ＡＶ、風俗（風俗情報誌
ナイタイの編集）と関係者が多かったみたい。あとは戸惑い顔な演劇ファン。
顔面拷問ビデオで知られたＡＶ監督、元・状況劇場役者のシルヴィア「嬢」。
２年前に続いて、アリスフェア公演。間、ゴールデン街の路上で怪しい公演の
伝聞あり。観た方います？。前回同様、日替わりメニューのよう。１日目は、
女の子二人とのレズもの、３日目はＳＭものだったらしい。この日、２日目は
盗撮、のぞきもの。題して「納涼・顔Ｓ祭」＠湘南海岸。
受付で蝋燭の明かりの元、記帳。こばむおしさんあり。秘密にしたい気持ちわ
かる会社員ねこ。座椅子もらい、薄暗い劇場内。通常舞台の裏側から、装置
眺めて、客席へ。四畳半な畳敷き。中央、緋色カバーなソファ。赤い蝋燭ゆらり
吊され蚊取り線香。畳にうちわ、扇風機。酒ボトル載せた赤い冷蔵庫。奧両側
のモニタは、浜辺でビキニな胸やお尻を追ったフェチもの上映。下手前面のは
洋ピン上映、あえぎ声がやたらでかいなもろもの。男ばかり、あえぎ声でもん
もんも一興な客入れ。
舞台奧から黒ビキニの子登場（あっ女性ね）。スレンダー、かわいいフェイス
客席中段のタオルやらポテトチップス置いた所へ。煌々な光にのびやか肢体。
とモニタにその盗撮画像、上手カーテンごしの覗くカメラ、いやらし。しばし
後、シルヴィアさん、野太い声だしワンピ姿で登場。お客挑発しながら、ビキニ
な子のとこへ。ナンパ。部屋においでなさいよ。えー、とかいいながら。
ソファでよもやま。女の子はリカコちゃん。じゃとばかり、バナナとキュウリ
だして、これなんだ？。食べ物〜。そうと、リカコちゃんの口に４本突っ込ん
だり。うふふとバナナ剥いてディープスロートさせたり。やだ〜と無邪気に笑
うリカコちゃんときゃいきゃい。じゃーん、とレズ用両頭バイブ。くねくねと
トレイシーローズビデオに合わせ、フェＲチオ（以下Ｆ）練習。さてと。誘った
のはお祭りだから、と前述の「祭り開催」宣言。予め仕込んでいたらしい、
お客を舞台へ。実直そうな、中年太りな短パンおじさん。リカコちゃんにパン
ツ上から触られて、恥ずかしがったりシャイ演技な中村君。しばし遊んだのち
もう１人客席から。男優10年な新沼君。眼鏡で小太りなお宅風。プレイ、じゃ
なく祭り本格化。３方すだれを下ろした中、お尻だけ出したリカコちゃん。下
を中村君にタッチされ、上は新沼君をＦ。照明加減でスリット状に見える行為
がのぞき感覚で面白いねこ。もっとも、見えないとこ含めて２〜３台のビデオ
カメラで常時撮影、でモニタでは見える訳だけど。中村お尻をスパンキングし
たりで、ちゃちゃやハッパかける、シルヴィア嬢。仕込みの男性達、リカコち
ゃんともシルヴィア嬢演出にしごく真剣に従う。シルヴィア嬢もふざけ顔に
挑発しながら、クールに全体統制。現場の真剣さと、やってることのギャップも
また興味ふかし。
お客を舞台にあげてズボン降ろし、リカコちゃんにあそこ触らせたり文字どお
りな「客いじり」。当の青年、羞恥と快感ないまぜ当惑が察しられ、お気の毒
でも申し訳ないがおかしいねこ。さて、リカコちゃん大忙し。新沼君、やっと
達して顔Ｓ。中村君もあそこに味付けと、氷いちご、のせられたりな大笑いな
内に達して、顔Ｓ。もうひとりのお客からも浴びて（上記青年じゃなし。彼は
Ｆしてもらえず生殺し。合掌。）カコちゃんの顔、2人の精Ｓでもうどろどろ状態。
消毒とリキュール入りジュースでうがい。呼ばれて群がってたお客（５人ほど
）にそれを口移し（つうか飛ばし）。このころになると、お客と舞台に妙な
ほのぼのさが漂う。ＳＥＸ後のなごみ感みたいな。なんか○。学生？女性客は、
新沼君くらいで退場。気持ちわかるけど、もったいない。
休憩後、客席からまたひとりスカウト。短髪な好青年、ガラス職人。すだれの
中、２人入ってＦ。照明で浮きでる姿。こんなきれいな人にしてもらえて嬉し
いと、感激青年。もうマシン状態なリカコちゃんを前に静まる周囲。衆目の中
、静かな劇場内に響く水系のおしゃぶり音と扇風機の微音、ジリジリとした明
かりの元、すだれ内で行為するの男女と蚊取り線香のたなびく煙。シェスタの
夢のようでボーとするねこ。今回、一番印象的な場面。
所代わり。客席に２人は移動。油紙で周囲を巻き、お客が煙草で穴を開けて、
行為を覗く趣向に。つっても、撮影用に一部開けるから、企画倒れ。ますます
マシンなリカコちゃんの頑張りあって、青年達して顔Ｓ。どろどろ顔で大変な
リカコちゃん。それでもイノセンスに屈託なく笑う彼女は、とてもかわいらしい。
「夜の湘南お散歩コース」とビデオもったシルヴィア嬢と劇場外へ。ついて
く
お客は一人のみ。帰って、ご挨拶。リカコちゃんのお客への一言「海では
（こういうことは）やめましょう〜」に受ける場内、拍手。前述のなごみ雰囲
気が◎、お客と舞台のこういう一体感はテント芝居と同感触で好き。こっちの
がラフだけど、よりライブで楽しい。次回の、なにより趣向が楽しみねこ。
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