劇団S.W.A.T! 第17回公演〈四大海流F1スポ根爆走芝居〉 「Rush」
＠下北沢 ザ・スズナリ (1999/7/21-8/1 16ステージ)
全指定当日3800 前売4000
作・演出：四大海 照明：後藤義夫[ステージ・アイ] 音響：大石こうた
舞台監督：小木曾敦[オフィススワット] 衣装：ステージママ
制作：スワット事務所
出演：
高橋 将 ：高橋馬之助（F1ドライバー）
滝佳保子 ：（女性F1ドライバー）
清水浩智 ：（チーム監督）
沢元 凱 ：（チーフエンジニア）
瀧下 涼 ：（チーフデザイナー）
坂本 仁 ：（チームスタッフ）
根屋光宏 ：（チームスタッフ）
渡辺有希 ：（広報）
田村真美 ：（レースクイーン）
中 友子 ：（天気予報士）
柳瀬竜哉 ：（警察官）
四大海 ：謎の人
ほか ８名
1999/7/25(日)晴れ 1:05-3:50(1'45) 中段より 客席満員(150人)
客層：20才代中心に幅広く。女性過半数。
客入れ：当日券開演１時間前から。階段通路席。外は熱い（今日は天日な天気）
のでロビー涼んでわと促される（親切）。前説トーク（四大海、清水）が開場間際
からあり。携帯注意をコント「エンゲキ戦隊ヤクシャイダー」で説明。って客には
受けてますけど、肝心の注意効果は？。すっかり客席も和んだところで開演。
終演後には次回公演の予告編つき。
８年ぶりに観たねこ。相変わらず、エンターティメントしてました。
舞台。黒幕にハの字イントレ。そいだけ。Ｆ１カーを何でやるかはお楽しみ（チープ
なれど、芝居の力でなんかその気にさせて○。）
お話。首都高を200kmで暴走する改造自動車。捕獲しようと追うチームはどうも警察
ではないらしい。彼らは日本人によるＦ１チームを目論む一団。捕まえた男はレー
サーくずれ、だが実力はあるらしい。って、確かに腕は起つけど、おおバカじゃん
とほほ。残した家族に後ろ髪のメカニック、よりを戻したい別れたかみさんに言い
出せない優柔不断の監督、レース界の大物な父親との確執ある若きレーサー、
走りつづけることに固執する女性レーサー。怪しいレースクイーン。胡散臭い天気
予報士。それぞれの思いを背景に、世界最速を目指す、落ち零れチームは
七転八倒。果たして、ウィニングランを飾れるのか。
スカッとした後味の娯楽作。マンガマンガしてるキャラとずっこけギャグで笑いを
絶やさず、テンポよく。想像力の力を借りたシンプルな演出（ショーマみたいな）
レース場面やらの盛りあがりなメリハリ。とぼけ顔もしゃっきりなシリアス場面は
青春小説のように切なくて爽やか。おもしろさを普通に巧くまとめあげ、余計な
こと考えず、身を預けて楽しめるのが○。捻ったのばかり観てるのも、なんだしね。
役者。なんか余裕ある、監督役の清水さん。美味しい役どころ、四大海さん。素直
らしい元気さがいい感じの滝佳さん。が印象に残ったねこ。
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