シアターコクーン「恋人たちの予感 When Harry Met Sally...」
＠渋谷 シアターコクーン(2002/7/26-8/4 15ステージ)
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/
全指定 Ｓ席8500円 Ａ席6500円
原作：ノーラ・エフロン NORA EPHRON 衣裳：宇野善子 演出：吉川 徹
音響：山本浩一 脚色：織田倖希、砂本 量 音楽：玉井悦子 美術：中村公一
演出助手・歌唱指導：小川美也子 照明：高見和義 舞台監督：成井正光
宣伝美術：釆澤 聰
主催： 日本テレビ、パソナ 企画・製作：パソナ ア・テンポ
製作協力：シーエイティプロデュース 提携：Bunkamura
出演：
木村佳乃（公式ＨＰ）：サリー・オルブライト
別所哲也 ：ハリー・バーンズ
長野里美 ：マリー（サリー友人）
増沢 望[俳優座]：ジェス（ハリー友人）
南風洋子 ：ミセス・クライン（アパートメント管理人）
ＡＮＺＡ：ダイナーのウェイトレス、客、エミリー
山地健仁：ジョー、デリのウェイター、ジュリアン
ピアノ：ジョン・プール ベース：山田ヒロシ ドラム：深水 洋
2002/7/28(日)晴れ 6:05-8:20PM(67/休15/48) 1F前方より 客席8割(600？人)
客層：老若男女。20才代男女また女性2人連れ、壮年カップル、伏し目がち男子。
客入れ：当日券余裕の模様。2Fに空席多数。通常Ａ席の前に3列。
物販。パンフ(A4版 オールカラー 26ページ 1500円)きれいな写真、ほどよい文章。
全体爽やかにデザイン。「カサブランカ」ＤＶＤも参考販売。
89年の映画「恋人たちの予感」世界初舞台化とか。ねこ未見、でも、サントラは
もってるねこ。
舞台。上手屋内、下手野外。上手前方にリビング、後方一段高くテラスな島舞台。
フローリング床にソファとテーブル。テラスにジャズトリオ。隣に外国っぽいメタリ
ックな公衆電話。下手、大きな枝だけの立木、下にベンチと落ち葉。後方あがって
信号機と道路。
お話。性格のきつさで逆に馬があったのか、二人は気兼ねなく相談しあえる男女関係。
男と女に友情は成立するかな「友情論」に囚われて、素直になれず、恋愛未満友人
以上をずっと続けていたけれど…。
よくしゃべって、ブライテスト。饒舌なのも本音と照れ隠し？。と湿った感情をのぞ
かせる細やかさに味わいあり。ふーん。新劇な手堅い演出、演技で、こっぱずかしい
アメリカン会話も過不足なくさらり。サリーというより「木村」と呼びたい、木村
さんら演技の上記湿り気が心に落ちて○。そつなくしつつ、切なく沁みていい感じ
ねこ。全編スタンダードジャズ。我が恋はここに、とか大事の恋を持ち続けたな内容
にあって、ほほえみねこ。
役者。木村さん。竹内まりあ音楽してる等身大親近感○。別所さん。ちょっといやな奴
が居心地悪そうでくすり笑いねこ。長野さん。ブライテスト、機知とユーモアがあっ
て素敵。すてき。ＡＮＺＡさん。歌唱で圧倒。映画にないらしい新キャラらしい、
元クラブ歌手設定の管理人役・南風さん。いいおばちゃん。失礼ながら、原語の歌唱
ははらはらもの。せめて、日本語で歌わせたらとか思うねこ。
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