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 劇団☆新感線「レッツゴー!忍法帖 〜ゆく年くる年2003チャンピオン祭り」

 @池袋 サンシャイン劇場(2004/1/22-2/22 35ステージ)
 http://www.sunshine-theatre.co.jp/
 全指定 S席7500円 A席6500円
  @小倉 北九州芸術劇場中劇場12/28-30 4ステージ
  @大阪 シアター・ドラマシティ1/8-15 11ステージ

 作・演出:いのうえひでのり
 美術:綿谷文男 照明:吉澤耕一 音響:井上哲司[FORCE]
 音効:末谷あずさ、大木裕介 振付:川崎悦子[BEATNIK STUDIO]
 殺陣指導:田尻茂一、川原正嗣、前田悟[アクションクラブ]
 アクション指導:川原正嗣[アクションクラブ]
 音楽:岡崎司 歌唱監督:右近健一 衣裳:竹田団吾 ヘアメイク:高橋功亘

 小道具:高橋丘蔵 特殊効果:南義明[ギミック]
 大道具:浦野正之[アコースティックポイント]  演出助手:小池宏史[ALBATROSS]
 舞台監督:芳谷研 宣伝美術:河野真一
 制作:細川展裕、柴原智子 企画製作:劇団☆新感線、ヴィレッヂ

 出演:役柄別途掲載
 阿部サダヲ[大人計画] :猿飛のサダ
 橋本じゅん  :風魔コジロー
 インディ高橋 :傀儡八幡(くぐつまちまん)
 入江雅人   :入谷蔵之進
 馬渕英里何  :静姫

 高田聖子 :おやや/まんぐす姫
 粟根まこと :秋葉弾正(あきばだんじょう)
 杉本恵美 :みずち姫

 河野まさと :無敵闇童子(むてきやみどうじ)
 右近健一 :鳥魔右近(からすまうこん)
 山本カナコ :招鬼黒猫(まねきくろねこ)
 吉田メタル :怒鳴吐入道(どなるどにゅうどう)
 タイソン大屋:不動魔愚南無(ふどうまぐなむ)
 逆木圭一郎 :鋼鉄ふぐり丸(こうてつふぐりまる)
 川原正嗣  :十六夜無明之介(いざよいむみょうのすけ)

 古田新太 :地獄おろち丸

 こぐれ修 :赤猿のじょうじ
 礒野慎吾 :川うそのうそ平
 前田 悟 :森の小南坊(もりのこなんぼう)
 中谷さとみ:風谷のウマシカ(かぜたにのうましか)

 保坂エマ :霧隠才子(きりがくれさいこ)
 池田成志 :ばってん不知火(ばってんしらぬい)

 2004/1/25(日)晴 2:03-4:58PM(1'29/休16/1'05) 1階後方より 客席超満員(850人)
 客層:20-30才代中心に親子連れら幅広く。グループが多い女性7割。
 客入れ:当日券。詳細不明。1階補助椅子(松席)は前方前後通路3列、横通路1列
 で40〜50席。補助椅子は満員でなく、見える範囲で2,3席の空席あり。後方通路の
 階段床には番号札あり(今回、お客はおらず)。ちなみ、1階最前列は3列目?
 だったかな。開演終演時間。3分押しで開演、4:53PM終演後、カーテンコール5分。
 夜も10時には劇場退出可能と思われ。
 折り込みパンフ。B5 3ページに歌詞、スタッフ、配役掲載の必要十分内容。
 物販。パンフ(A4版 2500円)対談、インタビュー沢山、サントラCD2800円、
 Tシャツ2500円、ポスター1500円。透明ビニール袋をつけてくれて親切。
 音楽部長・右近さんの稽古用デモCD(レッツゴーと阿修羅城のカップリング)1500円
 ほかDVDとかいろいろあり。次回公演。髑髏城の七人。春のアカドクロ。4/29-5/8
 新国立劇場中劇場ほか。

  新感線・もう一つのお楽しみ、バカ爆発な「おポンチ」シリーズ最新。
 舞台。お江戸でござるなセットがくるくるくりん。って廻るわけじゃないけど、
 たび毎に変わる書き割り装置。

 お話。狭間の小国、城攻めに万事休す。追い詰められた姫と侍従侍はピンチ。と
 そこに一陣の風、そうさ猿飛のサダとは俺のこってぇ!。頼まれて、助けにきたって
 ことよ。颯爽と快男児登場、だけなら解りやすかったんだけど。敵、味方、裏切り
 者が入り乱れて、姫の争奪戦が始まることに。というのも…。

 キャラはみな主役気取り、パロねたと偽ミュージカルを強欲にてんこ盛り。これでも
 か、これでもかの、面白くどい3時間。毎回、よくやるわと感心ねこ。チャンバラと
 ミュージカルは本格仕立て、バカ演技も真面目顔。パロの王道をよく心得。噂の
 AMP白鳥パロは振付が同じなだけに、悪夢(笑)をみているよう。ほか、公演中
 なんで仔細省略。基調はゆるゆる趣味趣味ムードで展開、大らかな気持ちで楽しみ
 たいところ。

 役者。阿部サダヲ。中盤のハイテンションぶりなど、キチガイ役者な魅力十二分。
 もっとイキまくってほしいとも思うけど、兼ね合いあるし。橋本じゅん。今回もバカ
 の素敵。ドラゴンシリーズ並を期待するのは欲深?。古田新太。股間アイテム20年な
 ダークヒーロー。見合った役柄と衣装のせいか(見慣れたせいか)、巨体も気になら
 ず。「髑髏城」は…(黙)。まあ先のことを心配してもしょうがないし。高田聖子。
 今回大活躍。「相棒」もすっかり人気者。古田氏を観た後だと、節制の大切さについ
 て考えさせられたり、な見事な肢体。池田成志。シリーズ固定キャラの裏切り者。
 衣装とメイク、キューティ。馬渕英里何。自然体で親しみ、さらりといい感じ。
 入江雅人。バカ爆発の中、すらっとした様にくすり笑いねこ。


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