＠新宿 THEATER/TOPS(2005/9/29-10/10 16ステージ)
http://theatertops.at.infoseek.co.jp/
全指定 前売3500円 当日3800円
作・演出：村上大樹 舞台美術：秋山光洋 照明：斎藤真一郎[A・P・S]
音響：尾林真理 衣裳：松本夏記[ミシンロックス] 小道具：桜井徹、秋山霧香
映像：荒川浩輝[ミヤコハンター] 演出助手：端由紀子、奥村亜紀
舞台監督：清沢伸也、谷澤拓也[至福団] 宣伝美術：雨堤千砂子[ワゴン]
宣伝写真：引地信彦 制作：内藤利恵子 製作：ナイロビ
「裏拙者ムニエル：前説ライブ演目
9/30 輝く！拙者ムニエルアカデミー賞授賞式
10/4 加藤啓プレゼンツ「リバウンドダイエッター亜弓」
10/5 村上大樹の秘密のワークショップ見学会
10/6 失恋フォークジャンボリー2005「収・穫・祭」
10/7 伊藤修子プレゼンツ「部屋とＹセツと私」
出演：
村上大樹 ：マルオほか
町田カナ[reset-N]：ヨメコほか
加藤啓 ：山田山六郎、もうひとりのマルオ、新米刑事、作業員Ｋほか
千代田信一：歌姫、ピータン・フラソクル、もうひとりのマルオ、作業員Ｃほか
伊藤修子 ：タルミ、現場主任、マリッジブルーな女ほか
成田さほ子：負け犬ＯＬ、老婆、劇団員デバミほか
山岸拓生 ：新島ハイランド、賀武口、森蔵ほか
寺部智英 ：てらべ ほか
石川ユリコ：不思議ＯＬ、愛ちゃん、劇団員バカミほか
原金太郎 ：マルオの父マルゾウ、ヨメコの義父チチオ
永山盛平 ：鎧武者
2005/10/1(土）晴 2:05-4:13PM(2'08) 前方より 客席ほぼ満員（120人）
客層：20-30才代中心、女性過半数。
客入れ：当日券あり、詳細不明。いつもの雛壇にパイプ椅子客席。折り込みチラシ
厚め、ゴム止め。富士アネット・ビニール袋チラシに入れて持ち帰る人多数。
折り込みパンフ。A4 3ページ。配役、スタッフ、オーディション、予定。
次回公演。来年6月＠吉祥寺シアター。カーテンコール1回1分。 物販なし。
本多、スペースゼロと中規模劇場続き、久々の小劇場公演。気がつけば２年ぶりに
みるねこ。
舞台。△意匠、グレーと落ち着いた緑の配色。両階段で上段、両壁と正面中央に
上方へ向かう斜の切れ込み。
お話。小劇場演劇劇団を主宰するぱっとしないマルオに、美女が声かけ。マルオを
初恋の同級生呼ばわり、いまでも時めきと告白する、ヨメコはミス日本。自称勝ち組
の彼女との新婚生活に、居場所をなくすコンプレックス・マルオ。自分を殺して今の
暮らしを続けるか、ぶちこわしてやり直すか。相反する感情にマルオは悶絶。
医師であるヨメコの父は余計な気を回して、相反する感情をもつ２人のクローン
（みたいな）マルオを製作。どちらにつくのか、マルオの選択はとんでもない騒動を
引き起こすこととなって…。
ネタとキャラギャグがほどほど楽しめ、地味派手に原点回帰？。女王・澤田嬢の
不参加もあってか、そこら案配中立となった印象。自分探し、父との敵対、恋愛ら
既存モチーフをパロって、ナンセンスギャグめかし。思いもよらぬ人達が関係し、
怒濤のラストへといたるバカバカしさも健在。全編捻った笑いながら、どこか
愛情まじりなのが好印象ねこ。
役者。いつもながら、全員怪演。そうなるとくどさも馴れて、気にならず。
客演、期待以上。不条理劇を演じて堂々、ベテラン原金太郎おじさん。まじめ顔で
ナンセンス、お馬鹿すぎるキャラ芝居を男優魂もって熱演。破天荒ぶりにお腹いっ
ぱい。クールもほんのり色香ビューティ・町田カナ嬢。ナンセンスもすっとこなし、
違和感なしの演技上手ぶり。
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