＠吉祥寺 吉祥寺シアター（2006/6/9-20 15ステージ）
http://www.musashino-culture.or.jp/theatre/index.html
全指定 前売 一般3800円 アルテ友の会会員＊3400円 当日4000円
＊（財）武蔵野文化事業団のみ
6/9 前売3300円 当日3500円 学割 前売3300円 当日3500円
作・演出：村上大樹
振付：井手茂太 舞台美術：秋山光洋 照明：斎藤真一郎[A・P・S]
音響：尾林真理[ウーハーズ] 衣裳：松本夏記[ミシンロックス]
小道具：桜井徹、松浦孝行 演出助手：山崎総司[Playing unit 4989]、端由紀子
舞台監督：村岡晋、谷澤拓巳 宣伝美術：雨堤千砂子[ワゴン]
宣伝写真：引地信彦 制作：内藤利恵子
製作：(有)ナイロビ 主催：(有)ナイロビ、 （財）武蔵野文化事業団
出演：
建みさと ：西久保花子
澤田育子 ：凪依リサ
加藤 啓 ：御曹司・大助、ジョー ほか
千代田信一 ：族のゴロー、マックス、プロデューサー、ツバサ ほか
市川訓睦 ：霧島独歩 ほか
伊藤修子 ：矢場美豚、社長夫人 ほか
成田さほ子 ：縦長いずみ、凪依スミ ほか
石川ユリコ ：西久保苗子、作業員マイ ほか
山岸拓生 ：縦長ふとし、芸能記者、凪依研一郎 ほか
寺部智英 ：凪依トオル、作業員てらボン ほか
村上大樹 ：米良先生、社長 ほか
澤口佑樹 ：同時通訳 ほか
鈴木 隆 ：のっぽの職員 ほか
田島慶太 ：息子の太郎 ほか
林 聖子 ：ホソ美、家政婦 ほか
藤野健太郎 ：イケメン記者
山下翔子 ：ギャル美、つぼみ ほか
2006/6/10(土)曇 2:19-4:42PM(2'22) 後方中央 客席満員(160人)
客層：20-30歳代中心、男女半々。中年層もちらほら、今劇場ならでは？。
客入れ：開演前アトラクションあり。入場は通常2Fと異なり1F、前階段に整列待機
30人ほどになったところで、役者の先導で入場。開演定時入場の客分が終わって、
しばし後開演。 折り込みチラシ厚め、ゴム止め。折り込みパンフA4 3ページ。
配役、スタッフ、予定掲載。次回公演 10/4-11 コント公演「面白く山を登る
(仮)」＠TOPS 物販。パンフ(A4 オールカラー 14ページ 500円)村上大樹×
鈴木おさむ対談ほか。Ｔシャツ2500円 カーテンコール1回1分。
中規模劇場あたりきしゃりきの人気・拙者ムニエル、新作。
アトラクション。劇内学園再設定で盛り上がろう！！と空回り気味の役者に暖かき
クスリ笑いしつつ、＠バックステージならぬ舞台背景ツアー。いかにもムニエルな
おふざけお遊び趣向○。開演時間過ぎちゃうと、ごめんなさい＞がっくし なんで、
注意。
舞台。椅子など持ち込み式。２Ｆ式の移動舞台２基がちゃきちゃき。客席側バルコ
ニーに煉瓦壁と見晴台を設定、対面芝居あり。と、この劇場らしいタッパを使った
演出いくつか。
お話。無事故と裸足が特徴、誇りなんだか恥なんだか島。小さくまとまった17才
高校生達の中、自他共に認める才色兼備の美少女。彼女を巡り、男子一騒動。
でも、当人はもひとつ華がない、迫力不足と欲深。そんなところに東京転校生と
その兄、まず靴を履いていることに一同敗北感。学業やらなにやらで破れ、がっくし
の美少女。起死回生と転校生に悪巧みを仕掛けて、逆転。これが数十年におよぶ、
女の闘いとなって…。
ギャグめきつつ、真っ当な大河愛憎劇。羨望と嫉み、攻撃と復讐に執着しごくな
2人の女と翻弄される周囲。こみ入った人間関係に浮かぶ愛憎、欲望の絵巻。
日活不良映画な、千葉雅子＠猫ホテルな、ノワールテイストの異色ムニエル。
個性の役者陣は、丹念に強力に応えて、見応え。でも、なんでムニエルがポップを
離れて、べたブルース！？と戸惑いありねこ。時折入るキャラ芝居のギャグも
箸休め未満だし。次回はコントオムニバスらしく、両極化志向？。
役者。正統美少女・建みさとさん。華なし設定が大胆、応えてドスコイ健闘。派手
やか美女・澤田育子様。顔が怖い迫力。華も熟れて、おばさんに見えるのにうーん
（建さんと同級生つうか叔母と姪？）。純真なゲス野郎・加藤啓。渋く狂気。
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