＠新宿 THEATER/TOPS(2006/1/6-9 6ステージ)
http://theatertops.at.infoseek.co.jp/
全指定 前売当日とも3000円 学生割引2000円 喪服割引1000円キャッシュバック
脚本：親族代表(嶋村太一、竹井亮介、野間口徹)、ケラリーノ・サンドロヴィッチ
[ナイロン100℃]、佐藤二朗[劇団ちからわざ]、ブルースカイ、丸二祐亮[ニセ劇団]
湯澤幸一郎[天然ロボット]、吉増裕士[ナイロン100℃]
演出：吉増裕士[ナイロン100℃]
舞台監督：山崎大介 照明：柳本友紀 音響効果：中村嘉宏 映像：保土田浩史
美術：親族代表 宣伝写真：湯澤幸一郎 制作：森千江子 企画製作：親族代表
出演：
親族代表(嶋村太一、竹井亮介、野間口徹)
池谷のぶえ(声の出演)
2006/1/7(土)晴 7:04-8:31PM(1'24) 前方より 客席9割（110人）
客層：20-30歳代中心、女性過半数。
客入れ：前後を取った椅子配置、縦２横１の通路をおいて行き来は楽。折り込み
チラシそれなり。折り込みパンフB5 1枚に出演、スタッフ。終演後にプログラム
配布。カーテンコール1回3分。自己ダメだし。
設定や関係性の妙でみせる彼ら、充電(2004/2〜)完了＋初の単独ライブ。
前作までの故林広志作演出から、ケラら外部作家＋ナイロン100℃吉増裕士演出と
新年初挑戦な今回。
舞台。へこんだピラミッドみたいな三角壁、中央に出入り口。
構成。6人の作家と親族代表のコントオムニバス。最初と最後がつながる以外、
単独。間に、街をゆく喪服姿の3人映像を挿入。設定曖昧な「説明」。風刺と毒満
載の「ＮＨＫ」「三人で…」。設定もの「3分…」。キャラ芝居「俳優…」おバカ
さ加味「巴マン」。設定と飛躍「三輪車」。
「真顔コント」と、そうしちゃいらえない面白さ。ねたとキャラ、とりどり笑い。
ねたものは、彼ら持ち味を活かし、すらっと顔で珍妙な面白さ。キャラものは、
恥ずかしいキャラ芝居のおかしさ。どこか乗り切れない、ためらいのおかしみも
漂って、くすくす笑いを誘い。新趣向をにやにやとみるねこ。
プログラム（これから見る人は立入禁止)
1.「説明」 佐藤二朗
タオル一丁の三人、サウナ、かな？と当人も半信半疑。
・ビデオ 街をゆく喪服の3人、ちょっとハードボイルド。
2.「ＮＨＫ」 ブルースカイ
お色気コメディを書き下ろした作家へ、局内倫理委員会から不適切と指摘あり。
説明を聞けば「不適切」の基準がずれていて。
3.「3分クッキング」 丸二祐亮
特別版は4分でやれといわれ、先生は困ってしまう。副音声の実況解説付き。
4.「俳優修行」 湯澤幸一郎
ウェストエンドの俳優、貴族芝居のせりふ回しがうまくいかない。実在の登場
人物の亡霊が現れ、稽古をつけてやるという。
5.「巴マン１」 嶋村太一
３つどもえで解決する、誰の見方なんだよ巴マン。かつ上げ学生を助けに現れたが
なんにも解決されていないような。
6.「犯人達の夕べ〜巴マン２」 丸二祐亮
ＴＶサスペンス番組の犯人役3人がうちそろい。親交を暖めるはずが、一人の見栄
からとんだ事件が起きて。最後は、シュールに見つめ合う三つどもえ。
7.「三輪車及びその周辺」 吉増裕士
三輪車で遊ぶ大人・自称社長は巡査に職質される。のらくらと対応するが、巡査の
様子がしだいに怪しくなってきて。
・映像 三輪車で渋谷をゆく男。
8.「三人で死ぬ」 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
ネットで知り合った3人は集団自殺の車内。見つかったとき、誤解のないようにと
余計なことを考え始める2人。首謀は本気を疑い、もうキレそう。
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