（発電所マーク）」（発電所マーク）」 ＠新宿 THEATER/TOPS(2008/2/14-24 12ステージ)
http://theatertops.at.infoseek.co.jp/
全指定 前売・当日共3000円
脚本提供：ケラリーノ・サンドロヴィッチ[ナイロン100℃]、ブルースカイ、
岩井秀人[ハイバイ]、川尻恵太[SUGAR BOY]
脚本・演出：福原充則[ピチチ５] ＋親族代表
音楽：西山宏幸[ブルドッキングヘッドロック] 映像：保土田浩史 照明：柳本友紀
音響：中村嘉宏 舞台監督：中西隆雄 美術：新族代表 特殊美術：笹野茂之
宣伝写真：湯澤幸一郎[天然ロボット] 制作：森千江子 企画製作：親族代表
出演：
野間口徹、竹井亮介、犬飼若博、植木夏十、小村裕次郎、三浦竜一
嶋村太一は怪我の為、降板
2008/2/16(土)晴 3:06-4:27PM(1'19)後方下手 客席満員(130人)
客層：20-30才代女性7，8割。単独客多め？。
客入れ：客入れ時に過去公演ＤＶＤ上演。諸注意は無駄に凝った演出で笑わせ。
折り込みチラシ極厚。腕が疲れます。パンフ B5 3ページ。データと予定。終演後
にプログラム配布。 物販。DVD3150円 サントラCD1500円。降板嶋村さんの歌追加
収録。Ｔシャツ2500円。 カーテンコール1回2分。
久々にみるねこ。人気・注目作家作品のオムニバスコント。かみ合わない会話、
身勝手なまたは一人上手の暴走から混乱が加速する、スラップスティックもの中心。
以下ねたばえれす。
・オープニング
何ごとか、このアニメはとおもって鱈、見苦しい…じゃなく愛嬌たっぷりにおデブ
祀り。諸注意など高いところから。
・「ゴリラ」川尻恵太
お話。特異なゴリラが動物園脱走、職員右往左往。揶揄から上司の名前をつけたのが
ばれ、気まずくも開き直り。ゴリラへの異常な愛着と職業意識と板挟みで職員悶絶。
もうお前ら早く捕まえにいけよお。 何様？な身勝手な職員と、上司とも困惑ぶりが
愉快ねこ。
・「日本代表の男」ブルースカイ
お話。女子高生を電車事故から救い、身体損傷、オリンピック選手生命を絶たれた男
あろうことかかかる痴漢容疑。えん罪を晴らすすべもないまま、貶められる男。
毒気満載の嫌みなブラックコメディ。それまでを破壊するラストに苦笑ねこ。
・「コンビニ（または謝罪について）」岩井秀人
お話。外は雨。注文と違っていたのに謝罪しないコンビニ店員。理解できない店員の
頑迷さに気後れしながら、くじけず小言いいなお客。やがて迷走。居合わせたお客も
気にかけて、あっちに揺れ、こっちにより微妙。
自意識過剰な2人の平行線。常識が非常識に負けちゃう、困っちゃう可笑しさ。執拗な
会話の拘り加減、ぐだぐだぶりが面白いねこ。
・「ラブ・トライアングル」ケラリーノ・サンドロヴィッチ
お話。女性の同棲相手は、一人じゃなかったんかい。悪びれず、あたしの為に喧嘩は
やめてと彼女。褒め殺しされたり、蚊帳の外に置かれたり、これってどんなコントと
醒めてみたり。
混乱につれて、訳のわからなさが加速するナンセンス・メロドラマ。結局どんな
ドラマなのかわからなくなる、わかりやすい面白さ。
５「虫けらでした」福原充則
お話。昼と夜、それぞれ虐められている男子達。僕は昼の担当だから大丈夫って、
そんな訳ない。おばかな思いこみや自虐ねたが誘うヒステリックな笑い。
シビアな状況も湧く笑い。ミュージカルや漫才仕立てにしたり。小劇場らしい自由な
趣向、テンション芝居が面白いねこ。
[月間一覧］