＠下北沢 ザ・スズナリ(2007/3/16-21 7ステージ)
http://www.honda-geki.com/suzunari.html
全自由 前売・予約3400円 当日3800円 高校生以下2800円
＠名古屋 七ッ寺共同スタジオ 3/8-12 6ステージ
原作：筒井康隆 脚本・演出：天野天街[少年王者舘]
美術：田岡一遠 照明：小木曽千倉 音響：戸崎数子、細川ひろめ、堀場眼助
[マナコ・プロジェクト] 映像：浜嶋将裕、一色矢映子 美術製作：小森祐美加、
中村公彦、羽柴秀明、枝松千尋 小道具：丹羽純子[少年王者舘]、田村愛
作曲：珠水[少年王者舘] 衣装：田村英子[マナコ・プロジェクト]
振り付：夕沈[少年王者舘] タップダンス振り付：太田高広
ヴァイオリン指導：渡辺真紀 舞台監督：井村昂[少年王者舘] 宣伝美術：山田勇男
制作：山崎のりあき ほか
共催：名古屋市、平成17年度名古屋市芸術文化奨励賞受賞記念事業
後援：愛知県文化振興事業団、名古屋市文化振興事業団、名古屋市教育委員会
助成：芸術文化振興基金助成事業、愛知県文化振興基金事業
出演：
小熊ヒデジ[てんぷくプロ] ：美藝公・やじさん・矢島太郎？（スーパースター）
寺十吾[tsumazuki no ishi] ：きたさん・北山仁志？（シナリオライター）
2007/3/17(土)晴 2:06-3:37PM(1'31) 最前方中央 客席ほぼ満員(130人)
客層：20-30歳代中心、女性過半数、おじさんちらほら。
客入れ：「ツツイスト」の合い言葉にて当日券・前売料金との情報あり（要確認）
劇団分は整理券発行。プレイガイド分と同時入場。ベンチ3列、椅子8列。通路は、
サイドと最後尾のみ。ちと出入りがし難い客席。客席誘導随時、どうしてもと言う
人の荷物預かりあり。折り込みチラシそれなり。パンフB5 3ページ。
挨拶、スタッフ。少年王者舘次回公演「シフォン」 作：虎馬鯨 名古屋大阪後
8/24-9/2スズナリ。物販。本公演のものはなし。 カーテンコール1回1分。
KUDAN Project二人芝居 最終作とか。今後、海外ツアーが予定され。
舞台。襖障子三方、後方に低い引き戸収納ある定番。
お話。映画立国のもうひとつの日本。ロケ事故が原因で憂き目をみている、かつての
大スター・美藝公。演劇界に身を堕とし、書けないシナリオライターと七転八倒。
そもそも演劇がなにかわからない。知っているのは奇態な勘違いなことばかり。苦し
紛れの中、やがて終わってしまった世界と自分！？達に気付き初めて。
映像モチーフに持ち前の手法を遺憾なく発揮。映画立国とその世界の演劇。観客側の
演劇界と劇場。登場人物の夢想と隠された現実・記憶記録に現れる生と死。などが
これでもかと重層する世界。そのマジックにくらくらと目眩ににた快感を抱くねこ。
旧作彷彿の場面が続々。やじときたのとんちんかん会話。逆回り、反復、フラッシュ
する展開。どこでもドアな舞台空間。とほほ小道具（ちくわ！）。大盤振る舞いな、
生き霊めいて離脱する映像（しかも入れ子構造）。なんか懐かしげで、愛情をいたく
感じるねこ。
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