＠新宿 THEATER/TOPS(2007/10/17-28 13ステージ)
http://theatertops.at.infoseek.co.jp/
全指定 前売り当日とも 3800円 17-19 3000円
作・演出：飯島早苗
美術：川口夏江 照明：中川隆一 音響：末谷あずさ 演出助手：山田美紀
舞台監督：安田美知子 イラストレーション：根本孝 写真：加藤孝
宣伝美術：鳥井和昌 制作：須藤千代子、大槻志保、村田明美
企画・製作:自転車キンクリーツカンパニー
出演：
樋渡真司 ：秀吉時頼(監督)
岡田正 ：草野唯一(スコアラー)
太田志津香：真坂朗(時頼の同じ会社OL) [文学座]
鹿野良太 ：秀吉塁治(時頼の息子)
瀧川英次 ：出川(出しゃばり) [七里ガ浜オールスターズ]
2007/10/27(土)風雨 2:05-3:52PM(1'45)最後尾より 客席満員(150人)
客層：気がつけば皆中年な、30歳代女性最多に幅広く。女性7,8割。
客入れ：樋渡さんの高校同窓会から花輪あり。最前2?と最後尾にベンチ、あと雛壇に
パイプ椅子。中程に通路があり？、だけど狭いので早め入場が吉。補助椅子5,6席
追加。折り込みチラシ結構。折り込みパンフ B5 3ページ 写真付き一言、配役、
スタッフ。次回公演不明。物販なし。 カーテンコール2分2回。
とっても久々のじきキン公演。飯島早苗が演出大冒険。
舞台。エンジの地面、少し離れた薄緑のベンチ２。背景に立木と銭湯の煙たなびく
田園は書き割り。
お話。草野球チーム・ホケッツ、試合中に携帯電話にでちゃうよなモチベーションの
低さで、案の定大ピンチ。ベンチのスコアラー、もう気が気じゃない。監督といえば
腑抜け状態。聞けば妻が家出。って野球してる場合じゃないだろうとスコアラーと
妙に自信家の会社同僚が促しても×。妻には結婚したかった男がおり、自分は
「補欠」とひがむ始末。子供じゃないんだからと思うところに、息子登場、とどめを
刺す。俺はあんたの息子者じゃない、ＤＮＡ鑑定の結果がでた。がーん。さて、試合
はじゃなく、監督と家族はどうなってしまうのでしょうか。
ツーアウトって野球だけじゃないのね、なピンチ祭り。混乱する試合模様と監督の
泥沼心理をシンクロニシティする仕掛け。野球用語、効果音や敵のやじも上手いこと
取り込んで、悲喜笑いを生み。ただ、全体はだらだら模様で平板、派手なキャラ芝居
に助けられた形となり。不慣れ？守りに入った？な演出がもの足りないねこ。
ダメ人間も見捨てない、むしろ肩を叩いて奢り酒な暖かい視点は健在でほっこりする
ねこ。
[月間一覧］