＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2008/1/19,20 2ステージ)
http://www.komaba-agora.com/
前売・予約・当日共2000円 ペア券3000円 8演目通し券（前売・予約）8000円
作：平田オリザ 演出：片寄晴則[帯広演研 http://enken.gotohp.jp/]
ほかデータ青森編レポート参照
出演
義男 ：龍昇 [龍昇企画]
昇平 ：富永浩至*
春子 ：坪井志展*
すみえ：上村裕子*
*帯広演研
2008/1/20(日)曇 1:07-2:18PM(1'11)中央中段 客席超満員(70人)
客層：大人寄りに女性7，8割。子供連れもあり。
客入れ：帯広演研の方？を含めて客入れ。2Fバルコニーにも誘導。その他、青森編と
同様。カーテンコール1回。
舞台。青森版と同様。座布団は最初2枚、後追加。兄はちゃんとスーツ。コーヒー
の砂糖は渋い陶磁器の壷から４杯、十勝四つ葉牛乳を追加。
お話。青森版と同様。細かな会話の追加や変更が結構あり。
濃い仲である帯広版。目線の交差、会話のやりとりを細やかにしとやかに。登場
人物がともに過ごしてきた年月が伺われるよな、熟成した舞台。ぐっと年齢層を
あげ、大人なムード。幕間にピアソラ。後半、他版がお茶のところをみなで燗酒。
徳利、お猪口は渋い陶磁器。室内禁煙はせず、自然体で吸って暗黙の了解。など。
本音を語らない会話のその奧を、しばし覗かせ、味わい深さ一層。作品を大事に
育てる姿勢と成果に感じ入るねこ。北海道版の言葉の特有はよくわからず、「あず
ましい」位？。9,10月という厳冬前の季節に触れ、北国に住む心情にふれる会話を
追加して工夫あり。
[月間一覧］