＠中野 なかのZERO小ホール(2008/8/12 1ステージ)
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全指定 前売3200円 当日3500円
作・演出：清水宏、倉増啓
舞台監督：西川也寸志 照明：金子佳裕[シアターブレーン]
音響：内藤勝博[エスイーシステム] 衣裳：木村猛志[衣匠也]
映像：仲井陽[ケシュ#203] 宣伝美術：荒川慎一[D-KNOTS]
制作：TWIN-BEAT 主催：石井光三オフィス
出演：
清水宏
2008/8/12(火)曇 7:11-9:16PM(2'03)中段下手 客席9割(500人)
客層：20-30才最多に中年層も結構。男女半々。職業もとりどり模様。
客入れ：全指定席、やたら横幅がある劇場でねたにもされ。折り込みチラシ少々
パンフ B5 2ページ。挨拶、スタッフ。次回公演。8/23 独演会＠大袋・北部市民
会館劇場 来年4月＠紀伊國屋ホール 野音もあるとか。物販なし。
カーテンコール1回2分。
ナイロン100℃ 稽古真っ最中のところに単独ライブ、さすが清水宏。
舞台。素舞台。後方映像。
構成。客席からおばさん姿、いい感じに客を暖める。シンバル漫談。自虐気味につっ
こみ、演劇仲間の結婚式模様。映画予告編。少林結婚式 イラン人落語家ハッサンの
噺。 冒険ルポトーク。シアトルのコメディハウスに殴り込みライブ。珍道中、珍
ライブ模様。 終わらないキ○ガイ シンバル漫談。
キ○ガイ度をかなり上げ、爆笑必死な面白さ。キ○ガイ発言、鋭い毒ガスつっこみの
数々に沸く場内。徹頭徹尾の汗かきテンションがまあ凄い。人気の冒険ルポはなんと
海外編。やったことがないテニスやゴルフでトーナメントに出るより、さらにハイ
レベルな無謀さ。マジで笑いをとっていて、結果はともかく成功(変？）してるのに
ちょっと感動。そして、お腹いっぱいねこ。
・おばさんのシンバル漫談
客席後方からワンピ（だったか）姿で登場。歩きながら客席にあれこれ振って、くす
ぐる、暖める。結構広い会場の隅々、端っこの客に来てほしくないから、この席に
したのにねと接近する。舞台には上がらない、いやよいやよといいながら上がって。
おばさんはやらない、えー？の客席(1人)のリアクションにご満悦。七色の照明で
訳もなく照らされる客席。やる気になったところで暗転のお約束。
・ビデオ 渋谷から中野ZEROまで走る
・シンバル漫談
手拍子を強要、盛り上がると喧しいと一括。北京オリンピック。嘘をつけと中華料理
屋のおやじを例に。ギャグの質が違う、ハイテンションと事例。餃子、毒入れといた
よ(ギャグに思えないよ)。オリンピックはキ○ガイじゃないと勝てないと事例。清水
オヤジがプロのＫＹである話。98の伝説を持つオヤジ。汗かきは遺伝、止めたい。
演劇はキ○ガイの吹きだまり。劇研のキ○ガイ訓練回想。後輩のアングラ劇団員
（と制作）の結婚式に呼ばれ、乾杯の音頭をとった話。マイナスとマイナスの結婚式
（プラスになりますけどと小ねた）に、両家は引け目を感じているもよう。
スピーチ、こうなれば壊してやろうと決意。劇団員の余興なぞ、ちょこざいな。
この世に劇団員の出し物ほどダメなものはない。まず土下座、そして意味不明
アングラですから。新婦・制作への感謝の言葉で泣く場内。演劇いいじゃないと
見直す空気に天狗になる清水。
・映画予告編
少林結婚式、それは妥協のない結婚式。と効果音は口、なんか速い動きをマイムで。
・ビデオ イラン人落語家ハッサン シンバル落語なんかできないと文句。「師匠」と
まともにいってもらえない、死匠って？。
・ハッサンのシンバル落語
舞台に平台の高座。客席に頑張ろう、頑張らないと今夜家に泊まるよと脅す。
シンバルを無理矢理小道具に見立てて、落語噺。
・冒険ルポトーク アメリカ シアトルに殴り込み編
手拍子強要。今回はよいしょじゃすまない、アメリカのスタンダップコメディ・
ライブハウスに単身出演する冒険企画。イチローは凄いが、結果を別にすれば俺の方
がやってますからと根拠なく自信。スローガンは一歩も引かない、けどかなり引き
気味で始まる。一番忙しい時間帯に国際電話で出演交渉。在日イラン人の素人が
末廣亭に出演交渉するようなものと事例。みんな電話を切られる中、余分な好奇心を
もつヤツがいて、話を聞いてくれた。ギグルス・コメディ・クラブ。ギグルス？。
空港からバスで現地に向かう。気持ちは膨大、言葉は少ない ガリバートンネル並み
の英語力で場所を尋ねるが、ちんぷんかんぷん。教えてくれる人がなにをいっている
かわからない。結局、親切な現地の運転手を怒らせてしまう。下ろされた処はなんか
のダム、ここどこ。10ブロック歩いて、夕暮れて気持ちが引きがちになる。
勢いでいくしかないとテンションをマックスにする。殴り込みを掛けると。親切な
ジャイアン似のマイク(芸人の兄貴分）が、出演者一人30秒詰めて、時間をつくって
くれる。恩を仇で返す。酒を飲んで破れかぶれと思っていたら、関係者そうなおば
さんにたしなめられる。実はただの客。前ののめりに死んでやるとライブ開始。
完全にキレていた。緊張と緩和だけで笑いをとる。客の顔色をうかがうキ○ガイ芸人
侮辱ジョークが受けると言われ、調子にのって失敗しそうになる。でも煙に巻く。
マイクから何をしに来たと問われて、知っている英語「アップル」と応える。
・ビデオ シアトルに殴り込み編 拍手強要とか日本と同じことをやって受けてました。
・トーク 牧伸二師匠に言われた言葉「シンバルの下には金が埋まっている」埋まって
ねえよ。
・ビデオ 清水のオヤジ 渋谷でシンバル漫談
・トーク シンバル漫談続き 左右紅白のラメ衣裳に着替え。シンバルを両耳にあて、
腰を落として、悪ミッキーですとやさぐれる。自称パフュームを唄う。悪魔と天使。
勝訴と敗訴。日食で大変。などをシンバルを小道具に見立て、延々とする。
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