＠新宿 紀伊國屋サザンシアター(2009/2/6-16 13ステージ)
http://www.kinokuniya.co.jp/05f/d_01/hall1index.html
全指定 前売り5800円 当日6000円
＠広島 アステールプラザ大ホール 2/19 1ステージ
＠大阪 イオン化粧品 シアターＢＲＡＶＡ！2/20-22 3ステージ
＠福岡 イムズホール 2/23-25 3ステージ
＠仙台 仙台市青年文化センター・シアターホール 2/27 1ステージ
＠新潟 りゅーとぴあ・劇場 2/28 1ステージ
作：アラン・エイクボーン 翻訳・演出：Ｇ２ 上演台本：桝野幸宏
美術：加藤ちか 照明：黒尾芳昭 音楽：佐藤史朗 音響：内藤勝博
衣裳：花谷律子 演出助手：高野玲 舞台監督：田中力也
宣伝美術：菅谷晋一 プロデューサー：大西規世子 制作：尾崎裕子、藤田早苗
制作総指揮：Ｇ２ 企画：AGAPE store 主催・企画制作：ジーツープロデュース
出演：
松尾貴史 ：武士（美智子の夫）
大和田美帆 ：加代子（三女）
柳浩太郎 ：健（なじみの獣医）
市川しんぺー：大輔（長男） [猫のホテル]
佐藤真弓 ：理香（大輔の妻）[猫のホテル]
島田歌穂 ：美智子（次女）
2009/2/11(祝水)曇 7:02-9:11PM(2'04)最前方中央 客席8割?(350人)
客層：20-30才代女性8割。
客入れ：DVD収録カメラ入り。そのためか、後方左右ブロックが空席。
折り込みチラシそれなり、終演後チラシ置き場おき。パンフ無し。開演前に面白
注意アナウンスあり、ちょっと滑り気味。 物販。パンフ A4 22ページ
1000円。まんべんなく。 カーテンコール2回5分。指名トークは大和田さん。
シリーズ初の翻訳物とか。ていうか舞台を日本にして超訳しちゃってるから、
翻案が正しいところかしらん。原作は三部作の一つ。同日同登場人物達の30分時間
をずらした模様をそれぞれ描いているとか、ふーん。
舞台。民芸風洋館の円形リビング。天井にくねった梁が一本通り。下手にレンガ
造りの暖炉と煙突、ロッキングチェア。中央、板の間に大きめのクロスを張った
テーブル、奥正面カーテン越しの窓。下手が玄関、上手が母屋の設定。
お話。女癖が悪い男の困った活躍ぶりの一編。妻の妹の傷心につけこんで、手を
つけた男。それを知った長男夫婦・とくに妻はもみ消しを図るが失敗。妹の恋人に
知られてしまう。さらに、恐妻家な男の件の妻も登場。マナー破りが横溢する中、
食卓は剣呑なムードとなって。
ウィットに富み、シニカルながらほのぼのとしたコメディー。飛んだ行動に孤独の
裏打ちを添えて、ちょっと湿らせ。2人ずつの会話を中心にしっかり関係性を描き。
すったもんだも地に足がついた味わいとし、滋味そえた地味仕上がり。展開が平板
気味なのは翻案のせい？。どっかん笑いを期待する向きには肩すかし、かも。
とはいえ、原作の濃いキャラに応える役者陣はくっきり粒立ち。個々のコミカルな
芝居、口が減らない丁々発止のやり取りをみてるだけでも楽しいねこ。
役者。困った男・松尾貴史。憎めないろくでなしを、口が減らないキャラ芝居で。
惑う・大和田美帆。乱れる心中を丁寧に演じ。天然キャラ・柳浩太郎。まどろっこ
い口調は演出かと思ったら、持ちキャラ？。
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