＠新宿 THEATER/TOPS(2009/3/18-29 4〜7ステージ)
http://theatertops.at.infoseek.co.jp/
指定(一部整理番号付きベンチ) 前売当日とも3500円
舞台監督：村岡晋、山本修司 照明：佐藤公穂 音響：早川毅ほか
舞台美術：大竹潤一郎 映像：奥秀太郎 宣伝美術：鳥井和昌
企画統括：鈴木聡、福島三郎 制作：浅井美衣ほか
主催：THEATER/TOPS(菊池摩美、和田憲明)
1 双数姉妹「CATRIX2019（※オキュパイ2009-シアタートップスを存続せよ！-）」
40分 3/18,20,21m,22s
脚本・劇中歌作詞・作曲：五味祐司 ※構成・脚本・演出：小池竹見
照明プラン：斎藤真一郎(A.P.S.) 音響プラン：島貫聡
劇中歌編曲：佐藤こうじ（Sugar Sound） 衣装：小原敏博、小林由香
出演：
劇団
井上貴子：ミニー
熊懐大介：ツィギー
青戸昭憲：オナー
河野直樹：コートニー
辻沢綾香
浅田よりこ
武装集団
※佐藤拓之：タクォ
中村靖
小林至
吉田麻起子：遅れてきた中年女性
五味祐司 ：年間200本くらいお芝居を見ているジョーほか
2 泪目銀座「中村トーイズ」33分 3/18,19,21m,22s,24,27,28,29
作・演出：福島三郎 照明：佐藤公穂 音響：青木タクヘイ 衣裳：浜井貴子
舞台監督：二本松武 制作：浅井美衣
出演：＊＝泪目銀座旗揚げメンバー
村田雄浩 ：中村（オモチャ会社企画・社長）
おかやまはじめ＊[ラッパ屋]：松原（同営業）
菊池均也＊ ：ジョー
桂憲一 ＊[花組芝居]：ロバート
森若香織 ：ミカ
小林正寛[劇団青年座]：スペースキャプテン
野中イサオ ：ホロンゾ
3 ラッパ屋「村田さん」28分 3/18,20,21m,21s,23,24,28m,29
作・演出：鈴木聡 照明プラン：佐藤公穂 音響プラン：島猛（ステージオフィス）
演出助手：則岡正昭 舞台監督：村岡晋、山本修司
制作：山家かおり、吉田由紀子、江口紀子、早川晃子
出演：
福本伸一（3/18・21・22） ：倉田(会社同僚)
弘中麻紀（3/18・21・22） ：オカメヤマ？（会社同僚)
おかやまはじめ（3/18・20・22・23・29）：課長
木村靖司（3/18・21・22） ：村田正彦（長男）
三鴨絵里子（3/18・21・22昼・24・28・29）
※ダブル、トリプルキャスト
岩橋道子（3/20･22夜・23・24・28・29）、俵木藤汰（3/21夜・24）、
大草理乙子（3/20・23）、宇納佑（3/20・23・28）、熊川隆一（3/21昼・24）
岩本淳（3/24・29）、中野順一朗（3/20・23・24・28・29）
2009/3/18(水)晴 7:00?-8:53PM(1'50)中段下手 客席ほぼ満員(150人)
客層：20-30才代中心に幅広く。三谷さん始め、作家陣も観劇。
客入れ：当日券開演1時間前から、詳細不明。ベンチ2列、ひな壇に椅子席13列。
中途通路にベンチ1列。例によって狭いので、早め入場が吉。空席詰めはなし。
折り込みチラシ 電話帳ですかな極厚。パンフ A4 3ページ。スタッフ、出演者、
予定。東京サンシャインボーイズの次回公演は、2024年シアターニュートップスにて。
3/26昼のトークショーは半券持参で無料参加できるとか。
物販。パンフ A4 96ページ(90ページの上演記録付き) 1800円。限定1500部とか
作家陣あいさつ、三谷幸喜×小森収(編集者)対談収録。上演記録の上演回数ベスト
劇団の主宰回顧にほろりするねこ。
カーテンコール1回2分 拍手鳴りやまずも、2回目なし。TSB公演が控えているため
トイレは使用できず、退場誘導あり。
新宿どまん中の小劇場、閉館イベント。ゆかりの劇団、関係者がやるせない気持ち
の踏ん切りと感謝の念を注ごうと結集の感。昼はトーク、宵の口は８劇団から
３劇団づつ短編、夜半は東京サンシャインボーイズ復活と、盛りだくさん。
開演前に、発起人・鈴木+福島がなぜかユニゾンで注意アナウンス。
舞台。劇場名を前後分け、２本の横張りに自照させ。上手に２階建てのレンガ
かべ。開口に赤い幕。下手にドアとか。
・双数姉妹「CATRIX2019」
舞台。路地裏なペール缶とか。
お話。四季勘違いファンなミュージカル上演中、テロリストが劇場占拠。これは
現実なのか、だれかの妄想なのか。
若手メンバーを中心にメタと称する芝居を再演。夢から覚めた夢と演劇で遊びつ、
真摯なメッセージを放つ。劇場存続と演劇人の思い、照れ隠しかアイロニカルな
オチ付き。
・泪目銀座「中村トーイズ」
舞台。箱状の椅子にフィギュアいろいろ。
お話。夢はあっても売れないオモチャ屋倒産、おまけに社長は離婚の危機。そんな
ところに人形達が飛び出して…な復活劇。
笑いながらほっこりのハートウォーム芝居。物語らしい物語はなく、引き継がれる
思いを穏やかに暖かく謳う。ＴＶら人気役者のキュートな演技が楽しいところ。
・ラッパ屋「村田さん」
舞台。お通夜な受付、鯨幕。
お話。窓際中年社員が急死。おりしもクリスマスイブ、弔問客なぞ来やしない。
思わず、我が身を省みたりする中年社員。不謹慎な無駄口も出ようなところに、
妙齢の女性、すわまさかの愛人！？と大騒ぎに。
心にしみる美しい終わり方をする佳作。賑わう笑いの内に、人生をしみじみと思わ
せる持ち味をぎゅっと凝縮。三鴨さんのいつにないナイーブな演技にほろりねこ。
直前の泪目銀座から続投のおかやまさん、必死の出にはおもわず場内笑い。
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