＠吉祥寺 吉祥寺シアター(2009/6/12-21 11ステージ)
http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/
全指定 一般 前売3500円 当日3800円 アルテ友の会会員3150円
作・演出：村上大樹 舞台美術：秋山光洋 照明：斎藤真一郎（A・P・S）
音響：尾林真理（ウーハーズ） 衣裳： 松本夏記（ミシンロックス）
小道具：清水克晋（SEEMS）、演出助手：山崎総司 舞台監督：村岡晋
宣伝美術：上田大樹（&FICTION!） 宣伝イラスト：伊藤Ｓ子
小道具イラスト制作：和田由里子 制作：内藤利恵子
出演：
第１話 第２話 第３話 リッチマン リッチマン２ ラストマン
加藤啓 ：たつや みずほくん たつや(劇団主宰) 成田さほ子：のぞみ 勝の母 のぞみ(その子供) 町田カナ ：みどり 研究班・細野 記者 千代田信一：シゲさん ← ←（劇団員) 山岸拓生 ：勝 ← ←（劇団員) 建みさと ：ノリカ ← ←（たつや同級生) 村上大樹 ：ノリカの夫 管理班・財前 院長
溜口佑太朗：一郎ほか 一郎 ←（劇団員） 寺部智英 ：三船ほか 柳歯ほか 患者 石川ユリコ：主婦１ほか 多江ほか 店員 林屋聖子 ：主婦２ほか 監視班・小林 看護士 伊藤修子 ：老女 おばさん ←（ラーメン屋）
2009/6/12(金)晴 7:03-9:02PM(1'58) 客席ほぼ満員(130人)
客層：20-30才代中心、ときどきネクタイ姿。男女半々、
客入れ：1Fより入場、鰻の寝床な横長劇場。ひな壇に6列と舞台近し。開場時アト
ラクションは今回なし。折り込みチラシ厚め。パンフ B5 3ページ 挨拶、配役、
スタッフ、予定。次回公演不明。物販。終演後過去グッズ、割引即売。
カーテンコール1回1分。
早大学生劇団発の彼らも15周年。身内とお友達を入れた終演後イベントあり。
舞台。通常のタテヨコを入れ替え、通常舞台側に延ばした横長劇場。高床の黒い
ステージ。側面にRICH MANと金文字でゴージャス気分。上下に平台とバルコニー
への階段。中空にお札に延べた手のイラスト装置。客入れ音楽はバカラック三昧、
アメリカンな日常ゴージャスのイメージということ？。
お話。登場人物を連ねた連作。夢はあるが、お金と常識がない貧乏劇団員と家族。
あり得ない偶然で大金を手にしたことから始まる狂騒次第。
とんでもないことをしれっと、当たり前のことがもたつく可笑しさ。行方しれずの
大胆ながらせこい展開。いちいちあちこち、こまめに笑うねこ。何ごとも捻らずに
は、オモロくせずには要られないギャグ魂が横溢する、今も昔も面白い拙者ムニエル
なり。貧乏にも度が過ぎる、そのくせ見栄っ張りの劇団員周辺のあり得なさぶり○。
とりわけ、町田カナさん。極端なことも涼しい顔、善く通る声でこなす女優ぶりに
痺れるねこ。
日替わりおまけイベント 9:02-9:21PM(19) 出演者全員
ゲストは寺部智英、って劇団員ですが。15周年に寄せる歌のはずが、妻への苦言と
なり。シャウトする姿がキモイと苦情があがり。続いて、伊藤修子先生の官能小説
朗読「淫らな稽古」。陵辱を受けるのはいつも自分なのは、迷惑を掛けるといけ
ないからと、気配りも過剰。15年間の思い出の品、とうか物販の余りを半額セール。
300円のパンフを150円って、有難いのかなんなんか。どうでもいいけど人形の久月
段ボールにいれているのが気になるねこ。
最後は、山岸拓生のコント即売。３つのコントをやって作品権・使用上の注意書付で
1000円。実演後、1000円と聞いて、え〜！？の声に笑う客席。危ぶんだ他劇団員
の配慮で、出演者サイン入り台本がオマケ。どっちがオマケ？。果たして売れたの
かしらん。
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