＠笹塚 笹塚ファクトリー(2009/6/10-14 7ステージ)
http://www.kyowakoku.net/index.htm
全指定 前売3500円 当日3800円
脚本・演出：小池竹見 舞台美術：小池竹見 照明：柴田幸恵
音楽：佐藤こうじ[Sugar Sound] 音響：島貫聡 衣装：小原敏博、小林由香
舞台監督：坂野早織 宣伝美術：高橋歩 制作：小林エリカ 企画・製作：双数姉妹
出演： 佐藤拓之 -サクマゴロウ - 熊懐大介 青戸昭憲 -ゴノヘヒロアキ- 五味祐司 中村 靖 -カワムラシン - 河野直樹 井上貴子 -イノダタマキ - 吉田麻起子 浅田よりこ -アジサワアリコ- 辻沢綾香 渡辺いつか -ワタガイユヅカ- 熊谷有芳 仲坪由紀子 -ヨシツボユリ - 吉田真利 各務立基[花組芝居] -タガミタスキ - 田中佑[T1project]
2009/6/14(日)雷雨 6:07-7:57PM(1'49)前方中央 客席超満員(140人)
客層：20-30才代中心、男女半々。
客入れ：立見ありの盛況。やや高めの舞台、桟敷1、平床にパイプ椅子3ひな壇に5列
舞台至近も、ちょっと前後詰めすぎで狭し。折り込みチラシ、極厚タウンページ並。
パンフ A5 3ページ。挨拶、配役、スタッフ、予定。次回10/21-25「ソビエト」
再演＠座・高円寺１ 物販。Tシャツ2500円、過去戯曲、DVDほか。
カーテンコール1回1分。
久々の新作。
舞台。舞台中程に仕切りカーテン、鏡のこちらと向こうの境界線設定。
お話。とある閉鎖型治療施設。犯罪等から心に傷を負ったあまり、過去を失った患者
達。とある日、鏡の中の自分が自分ではない誰かであることに気づく。そこで演じて
いる彼ら＝嘘をついている自分から、立ち返るまでの救済の物語。
ユニゾン芝居趣向で劇的に面白く、味わい増し。鏡を挟んで、2人5組が同じ台詞と
演出で演じ。ともかくユニゾンが至上命題で役者は大変。やがて、鏡像にも気を抜く
瞬間や異なった意見と人間関係あり、またダンスやら高要求芝居に役者がついていけ
ない等、お約束にずれ挿入。自分探し、救済に至るサイコストーリーをトリッキーに
遊び心をいれて、面白く彩り。展開が舌足らずで補完しないと？なとこあれど、我に
還る悲哀と暖かさを、しみじみ体現するユニゾン芝居のラストとか、好感ねこ。
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