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 劇団鹿殺し 10周年記念公演・第一弾「スーパースター」

 @渋谷 青山円形劇場(2010/1/21-28 10ステージ)
 http://www.aoyama.org/
 全指定 前売・当日3900円
  @伊丹 アイホール 2/4-7 5ステージ

 脚本:丸尾丸一郎 演出:菜月チョビ
 音楽・フライヤーデザイン&グッズデザイン・サイト構築:李 舞台監督:杣谷昌洋
 舞台美術:加藤まゆこ 照明:工藤雅弘(Fantasista?ish.)
 音響:鏑木知宏+末谷あずさ 演出部:牧野謙、中村須磨子、傅田うに、橘輝
 作曲:オレノグラフィティ、山岸門人、傅田うに 衣裳:赤穂美咲
 舞台撮影:矢口将樹(TRICKSTER FILM) 舞台写真:和田咲子 宣伝写真:江森康之
 制作:高橋戦車、山口加菜、円山チカ 企画製作:劇団鹿殺し 主催:オフィス鹿

 出演:
 オレノグラフィティ:星川瞬一、バスケ部員、武田真二、解体屋
 菜月チョビ    :ピカイチ
 丸尾丸一郎    :星川輝一、西村先輩、いしだ壱成
 山岸門人     :大桃桃太郎(モモ)、ツルトラマン
 橘輝       :森田大樹(ゴマ)、アナウンサー、ブルースルー、バスケ部員、
           武田真二、街の人
 傳田うに     :星川輝子、大井亜紀(デッパガメ)、団地の在民、
           ファッションリーダー、観客
 坂本けこ美    :尾藤、浦沢、団地の住民、保奈美、解体屋、黒子、観客、
           街の人
 高橋戦車     :星川一刀、キヨパラ、団地の住民、バーテンダー、
           バスケ部員、観客、街の人
 山口加菜     :マーチ、大井紀子、キャサリン、ファッションリーダー、
            解体屋、セコンド、街の人
 
 政岡泰志[動物電気]:ブッチャー
 高木稟 [転球劇場]:日比野博司(ペルー)
 森貞文則     :金光、獣王サンダータイガー、団地の住民、バスケ部コーチ、
           江口洋介、マイク本郷
 西田夏奈子    :小野響子、ソロバン刑事、ファッションリーダー、観客、街の人
 狩野淳      :マイケルシャルダン、団地の住民、一富士兵隊、武田真二、
            医者、セコンド、街の人
 田中蕗子     :大桃幹子、ペネロペ、ファッションリーダー、観客、街の人
 田中瑛祐     :団地の住民、バスケ部員、警官、観客、街の人
 千田美智子    :日比野純子、キューティーパピー、一富士兵隊、団地の住民、
           セコンド、街の人
 中本章太     :市役所職員、団地の住民、一富士兵隊、解体屋、看護師、
           セコンド、街の人
 和田真季乃    :森田陽子、ファッションリーダー、観客、街の人

 2010/1/24(日)晴 1:01-2:57PM(1'54)上手団地装置より 客席ほぼ満員(240人)
 客層:20-30才代とあと中高年、下町長屋な庶民層、男女半々。
 客入れ:劇場ロビーで10年間の歩み写真展開催中。2ブロックを装置に当てた馬蹄形
 客席、端の見切れは大丈夫そう。折り込みチラシ極厚 輪ゴム止めか袋入りにして
 ほしいねこ。パンフ A4 7ページ。挨拶、配役、スタッフ、予定、劇中歌歌詞。
 次回公演 6/18-7/4 リクエスト投票で決定@東京芸術劇場小ホール1 
 物販。Tシャツ 3000円、タオル800円、エコバック800円 公演DVD、CD。
 カーテンコール1回2分。 今回はおまけイベントなし。

 関西で旗揚げ後、東京移転して活動10年。路上パフォーマンスも得意な彼らが原点と
 いう劇場公演最新。
 舞台。でべその円形舞台、背景に3×3小部屋の「アパート」。

 お話。スーパースターに憧れた少年の今と追想の物語。尼崎。ボクサーとして頭角を
 現す弟をもち、コンプレックスを抱きながら夢を棄てられない主人公。唯一得意の
 マンガも世間には認めらない日々、ニートもニート、うらぶれた青年となり。
 追い打ちを掛けるように老朽化した公団アパートの立ち退き要求。ピンチの時、
 子供時代のスーパースター・ブッチャーが帰ってくる。

 ワイワイとパワフルで、心沁む郷愁溢れる、パンクロック人情芝居。芝居、歌、
 ダンスとどれもふんだん。関西のうどん定食みたい、付け合わせが個々に美味しく
 かつ十分。これは嬉しいなあ、ねこ。サービス精神行き届きつ、緩急つけも小気味
 よく展開して◎。なるほど上等の仕上がり、最高傑作なり。郷愁つっても、脳内妄想
 あふれまくりで不思議ちゃんテイスト。楽しいなあ。

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