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 劇団鹿殺し 第二十回公演「赤とうがらし帝国」

 @下北沢 駅前劇場(2009/8/12-23 16ステージ)
 http://www.honda-geki.com/ekimae.html
 全指定 前売3500円 当日3800円
  @大阪 in→dependent theatre 2nd 9/2-6 7ステージ

 作:丸尾丸一郎 演出:菜月チョビ
 音楽・フライヤーデザイン・サイト構築:李 舞台監督:杣谷昌洋
 舞台美術:加藤まゆこ照明:工藤雅弘(Fantasista?ish.) 衣裳:赤穂美咲
 舞台撮影:矢口将樹(TRICKSTER FILM) 舞台写真:和田咲子
 宣伝写真:江森康之 制作:樺澤 良、円山チカ、内藤玲奈
 制作協力:笠原希(righteye) 企画製作:劇団鹿殺し 主催:オフィス鹿
 出演:
 菜月チョビ :幸島タエ

 オレノグラフィティ:ショウジ、タクシー運転手、小学生、レスラー
 丸尾丸一郎 :シンタ、榎木、小学生、ケイン浅沼
 山岸門人  :ホセ・王将仮面・ブラックジャガー、氷子、卓球部員、不良、応援団、
        ハゲザイル
 橘 輝   :死者、古市アナ、ブリキ、瞬子、卓球部員、住之江、応援団、
       ドナルディ、ハゲザイル、不良、宗太郎

 傳田うに  :御堂千代、死者、司会女
 坂本けこ美 :菊池麗子、死者、アイドル、不良
 高橋戦車  :死者、ボガード、ビリケン、小学生、レスラー、戎えびす、ポー

 谷山知宏[花組芝居]:アユム、死者、くいだおれ、かかし、龍子、卓球部員、
          大黒、布袋、ハゲザイル
 岸潤一郎[NAィKI] :死者、グリコ、ライオン、星子、キャップ、難波、ダンボル
 丸山厚人    :ウコン、警察官、司会男
 円山チカ(ニュースの声)

 2009/8/12(水)晴 7:05-8:53PM(1'48)中段中央 客席9割(100人)
 客層:20-30歳代中心、学生〜リーマンまで幅広く。女性7割。
 客入れ:ロビーで、20回公演記念回顧展(コメントに笑い)あり。全椅子席 平床3列
 ひな壇に6列。奥側通路がないので、若い番号は早め入場が吉。エアコンが寒くなか
 ったけど、直ったのかしらん。誘導随時あり。開演10分前に、オレノグラフィティと
 近所の友達(厚人)で携帯注意の歌、拍手の練習。定時からTシャツプレゼント抽選会
 浴衣の彼女にあたり。 折込チラシ結構。 パンフ A4 7ページ。挨拶、配役、歌詞
 、スタッフ、予定。次回公演 来年1/21-28「その彼女、余命一秒(仮)」@青山円形
 関西公演あり。秋にライブハウスイベント。物販。Tシャツ3000円 サントラ1500円
 カーテンコール1回2分。終演後に、ヤセマッチョパフォーマンス 9:01-9:15PMあり。
 派手な踊りと残念な歌詞が楽しい パンク、ラップ いろいろ歌謡ショーなり。

 久々にみるねこ、まことええ男な丸山厚人 客演も後押し。

 舞台。血管?絡まる大腿骨オブジェがどかんと5本、等配。花道、ずっと客席張り出し。
 お話。覆面レスラーを父、宝塚女優を母に生まれた少女は運命に翻弄されながら、
 夢と希望のじゅもん・赤とうがらし帝国を唱え、生き抜いていく。彼女を支えた骨な
 男子達の追想とも描く人生の物語。

 粗挽き上等なライブパフォーマンスで綴るお祭り人生劇場。東京マラソン完走な体力
 をもって、パワフルかつ骨太な舞台を展開。そこら冷静にみやって、ユーモアとペー
 ソスを欠かさず。ほどよい野生な魅力○。

 荒ぶるどんぶらこな流れの中、少女と見守る骨のガラスな心の繊細さを忍ばせて、
 一方ならず陰影の彩り。少女役ちょびのハスキーなヴォーカルがエモーショナルも
 ハードで素敵。観劇当日未発だったCD、ほしいねこ。

 役者。丸山厚人。ちょっと年上ポジションを心を込めて演じた感。谷山知宏。猫の目
 な役代わりご苦労様(同同役含めて)。

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