＠高円寺 座・高円寺１(2010/2/27-3/14 12ステージ)
http://za-koenji.jp/
データはAプロレポート参照
「リバウンド」66分 作：鄭義信
出演：
平田敦子 ：瑞穂
池谷のぶえ：菊子
星野園美 ：弥生
男の声 ：久松信美
「ポン助先生」75分 作：マキノノゾミ
出演：
黄川田将也：杉森ハジメ
西尾まり ：稲垣佐緖里
山路和弘 ：山崎ポン助
2010/3/13(土)晴 2:05-4:43PM(66/休16/75)最前列下手 客席超満員(260人)
客層：20-30才代中心に幅広く、中年層多め、女性過半数。
客入れ：当日券か、最前列端に多分見切れる席追加。通路の暗いところに置いたので
当たる人、ヒヤリするねこあり。案内人によって声かけしたり、しなかったりで配慮
いまいち。 折り込みチラシ無し(ロビー置き)○ ほかAプロと時と一緒。
カーテンコール各1回。最後に2回1分。
同じアパート装置で1時間の作品を書き下ろし、4作家競作のＢプロ。
「リバウンド」
舞台。シュープリームス、ダイアナロスのレコジャケが並べられた古びたアパート
部屋。上手に座卓、オーディオ機器。下手に台所、テーブル。
お話。太め女性3人組のコーラスグループ。CD1枚は出したいと夢みる花火の夜。
10年後のクリスマスイブ。同じ部屋は雑然とした引越前夜。メンバーの一人が親の
介護に専念するため、田舎へ帰るのだ。3人組は解散、手伝いに来たメンバーの子は
男運が悪かったり、結婚相手にDVを受けてたり。それでも男と離れられない。歌う事
への思いもまた断ちがたいが、現実は厳しくて。
ユーモアとペーソス溢れる、友情と別れの物語。ほどよい涙の塩加減、漫才な笑いの
甘さもええ案配。冒頭のコーラスがちと野太くたっぷり聞かせて○。現実家のリー
ダー・池谷と、往生際の悪い２人・星野、平田のクール＜＞ホットなやり取りが愉快。
「ポン助先生」
舞台。上手に机、脇壁にびっしり本箱。机のすぐ後ろにソファとテーブル。下手に
机が向かい合わせで２つ。中央にパソコンデスク。
お話。田舎での新進漫画家。わざわざ古アパートに住むには訳があり。作品人気は
鰻登り、女性担当とも恋仲と順風満帆。ところが青年の笑いに陰。マンガのネームは
近所に住む斜陽のマンネリ作家が書いたもの。実は新進漫画家がファンだったり
する。嘘をつき続けることに耐えられなくなり、暴挙にでるが。
ウェルメイド・コメディ。どうなる事やらとわくわく、ニヤニヤと、最後は丸く
収まってほんわかといい感じにみるねこ。ポン助先生・山路さんのべらんめえキャラ
芝居に笑う場内。西尾まりがキュート。黄川田が生真面目な愛すべき青年を好演。
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