＠初台 新国立劇場 中劇場(2010/10/17-24 10ステージ)
http://www.nntt.jac.go.jp/
全指定 7000円
＠名古屋 名鉄ホール 10/28-29 2ステージ
作：細川徹、ふじきみつ彦、向田邦彦、シティボーイズ、中村有志
演出：細川徹 作：シティボーイズ、中村有志、ふじきみつ彦[Ｎの方向]
音楽：カジヒデキ 音楽：FROG 沖井礼二 映像：射場好昭
舞台監督：森下紀彦 照明：佐藤啓 音響：島猛 舞台美術：黒川通利
演出助手：大澤遊 衣装：山本有子ほか フライヤー アートディレクション：
西ノ宮範昭 プロデュース：砂長義雄
製作：（株）アッシュ・アンド・ディ・コーポレーション
出演：
大竹まこと・きたろう・斉木しげる（シティボーイズ）、中村有志、
ザ・ギース（高佐一慈・尾関高文）、ラバーガール（飛永翼・大水洋介）
2010/10/20(水)曇 7:05-9:03PM(1'44)1F最前方中央 客席9割?(600人)
客層：平均30歳前後？、おじさんおばさんも結構。女性過半数。
客入れ：ロビーに花畑。扇客席の中央使用、最前1列。折り込みチラシそれなり。
パンフなし。物販。パンフ □22cm 1800円。出演者エッセイ、大豆トライアル。
Tシャツ2800円。ほか公演DVDなど。終演8:49PM カーテンコールでトーク 14分。
年一ライブ。吉例のGWでなく、夏のフィルムフェスを挟んでの秋興業。
舞台。箱を積み重ねて、中央と左右にタワー積み。公演タイトル「comme…」が
吊られ。
構成。今回は関連性のないオムニバス。
・10月突然。突発的にあれこれと起こる。斉木さんはのっけから着ぐるみ。
・ビデオ ノワールを気取る。
・脳内ハードディスクを整理。きたろうは脳内フォルダを整理する病院へいくが。
・陽気なアメリカン家族と受験生Mr.カトー。下宿してるのにすっかり便利屋。
・ビデオ ますますノワールを気取る。
・重厚な芝居。代議士へ祝儀袋ゼロの訳を問うと気に入られ、日本のドン達に引き
合わされてしまう。重厚な芝居表示器設置。
・年上女房の集い。先輩の家には介護がいるような女房達が。しかも見合いのはめ？。
・叱りバー。自由過ぎる若者達を叱ることができる店へ。ボーイ斉木の暴走にも、
大竹怒髪天。
・あれこれ。聞き分けのない中村アシカを撲殺。その頃中国船艦長は「さておき
クラブ」で現実逃避。もっともらしい東急ハンズ店員物語もさておかれ。うざっ
たいアナログ放送終了テロップとともにクイズ、料理番組などを提供。
・コロス。知り合い程度の2人の心象を、真っ赤な蜷川幸雄ばりコロスが大芝居で表現。
・ビデオ。ピクニックへ行く。
・カーテンコール。ありがとう、そして申し訳ない(大竹)。初々しい競演する若者達
が自由に発言、おじさん達を困らせるのが好きとＳ発言。中村の必要がなさそうな
迫真の役作りについて。
かっちりと過度に遊ばず、コンパクトに連ねた今回。中国との外交問題、事業仕分け
、叱れない大人、いいなりの日本人など、現実モチーフにピリ辛の風刺精神ぽつぽつ。
バカといい加減、本気の遊んで、軽やかに笑いにもっていく手腕はさすが。
斉木の傍若無人、きたろうのそれはさておきぶり、大竹の額に怒りマーク、中村の
客にわかりにくい無駄な造り込みはいつもながら。コロスで踊らされて息が切れる
姿とも愛情を感じるねこ。
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