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 劇団鹿殺し「僕を愛ちて。〜燃える湿原と音楽〜」

 @下北沢 本多劇場(2011/1/15-23 11ステージ)
 http://www.honda-geki.com/honda.html
 全指定 前売・当日共4500円 学生3200円

 作:丸尾丸一郎 演出:菜月チョビ 音楽:入交星士 楽隊編曲:オレノグラフィティ
 舞台監督:田中政秀 演出部:福本朝子 演出助手:牧野謙、仲村須磨子、曽我部智喜
 舞台美術 加藤まゆこ 特殊効果:リンペット、ギミック
 小道具製作:橘輝、坂本けこ美 照明:黒尾芳昭
 楽隊曲製作:山岸門入、樽田うに、坂本けこ美、
 山ロ加莱、水野伽奈子 振り付け:山岸門人、山口加莱、水野伽奈子
 衣装:赤穂美咲 楽器提供:明治大学付属中野八王子中学校高等学校
 フライヤー&グッズデザイン:入交星士 宣伝写真:江森康之 制作:高橋戦車
 企画制作:劇団鹿殺し 主催:株式会社オフィス鹿
 出演:
 丸尾丸一郎  :古屋敷哲太郎
 オレノグラフィデイ:古屋敷哲次郎
 菜月チョビ   :月影千鶴子

 粟根まこと[劇団☆新感線]:古屋敷哲郎
 廣川三憲 [NYLON100℃]:伊東幸之助

 山岸門人 :赤星、はたけ2号、鶴、黒子、社員、自衛隊、神輿
 橘輝   :アキラ、白衛隊、鶴、まこと3号、やんちゃダンサー、黒子、スチュワーデス、神輿
 博田うに :数子、鶴、スチュワーデス、神輿
 坂本けこ美:聖子、鶴(卜ロンボーン)、鶴、やんちゃダンサー、スチュワーデス、神輿、メイクさん
 高橋戦車 :亀茄子、自衛隊、鶴(トランペット)、鶴、黒子、神輿
 円山チカ :黒子
 山口加菜 :鶴(トランペット)、やんちゃダンサー、鶴
 水野伽奈子:鶴(アルトサックス)、やんちゃダンサー
 牧野謙  :鶴(ドラム)、黒子

 森貞文則 :星塚、鶴、やんちゃダンサー、社員、若者、神輿
 谷山知宏[花組芝居]:イワエツゥンナイ、鶴、オパマン大統領、神輿
 西田夏奈子:古屋敷貴代子、波紋のおばさん、お見合い女性A、若者、鶴
 加藤裕  :フレディ、鶴、若者
 東加奈子 :梨子、子供、社員、お見合い女性@、鶴

 田中慎吾 :鶴(テナーサックス、ソプラノサックス)
 富山恵理子:鶴(小太鼓、卜ロンボーン)
 越田岬  :鶴(卜ロンボーン)
 色城絶  :鶴(テナーサックス)
 谷澤英美 :鶴(トランペット)

 浅野康之 :鶴、神輿、自衛隊、黒子
 堀畑杏奈 :鶴、社員、スチュワーデス、ホームレス、ヨーコ、黒子
 山田英美 :鶴、子供、スチュワーデス、神輿、自衛隊、黒子
 小寺悠介 :鶴(大太鼓)、神輿
 河合佑子 :黒子
 近藤憲祐 :黒子
 峰翔平  :黒子
 小林加奈 :黒子

         初演         再演
         @シアターグリーンBOX in BOX THEATER
                    @本多劇場
         2007/1/11-22     2011/1/15-23
         16ステージ      11ステージ
         @大阪 @神戸
         前売3000円      4500円
         1時間56分       2時間10分
 出演:
 古屋敷哲太郎 :丸尾丸一郎      ←
 古屋敷哲次郎 :オレノグラフィティ  ←
 月影千鶴子  :菜月チョビ      ←

 古屋敷哲朗  :渡辺プレラ      粟根まこと
 伊東社長   :渡辺プレラ      廣川三憲
 赤西君    :渡辺プレラ
 亀梨君    :JIRO・J・WOLF
 波紋のおっさん:JIRO・J・WOLF
 京介君    :リアルマッスル泉
 イワエツゥンナイ:山本聡司      谷山知宏
 さっとん   :山本聡司
 マーキュリー :山本聡司       加藤裕


 2011/1/21(金)晴 7:05-9:18PM(2'10)後方下手 客席満席(310人)
 客層:20-30歳代中心、女性過半数。お金持ちは少なそう。
 客入れ:最後尾2列は不使用。大判ポスターが印象。ロビーに差し入れ沢山。
 つんくから花。折り込みチラシ極厚。パンフ A4 7ページ。歌詞カード付き。
 物販。Tシャツ3000円、てぬぐい800円、プロマイド5枚500円、ポスター500円、
 ステッカー300円、福袋6900円ほか。2000円以上で福引き。1位はバックステージ
 ツアー ほか非売品とか。 カーテンコール3分2回。

 小劇場空間での初演から丁度4年、規模を拡大しての再演。
 舞台。中央にブッシュを背景に掘っ建て小屋。下手に丹頂鶴は天然記念物大事に
 客演う看板。 客入れ時音楽はラジオを流してる趣向。

 初演の瑞々しさ、アナーキーさを保持、音楽満載ショーな体で賑やかに彩り。
 客演の個性派おじさん、廣川、粟根両氏がゴリゴリと我を張って、舞台嵐のお楽しみ。
 と意気込みよけれど、物語に足を踏み入れたくないよな、困った感じがいヤーン
 ねこ。物語事情が痛すぎとか(チョビ演じる)、かゆくてうとましいとか(丸尾
 演じる)。そういったものを突き抜けた、その後の作品を知る目からすると余計に
 感じてしまうねこ。不安な時々に現れる子離れしない母化身な妖怪、丹頂鶴のブラス
 バンドとダンスも空回りだしなあ。ちょびのソウルフルなヴォーカルは○、も選曲が
 なあ。なあばっかりだなあねこ。

 役者。ゲスト2人。下品な成金おやじと思いきや、ええ声で演歌して一転快男児な
 印象の廣川三憲。切れのいい動き、がんがんドラミングで眠れる獅子も目覚めるな、
 粟根まこと。むしろバンドでみたくなるほどにやらかしてくれ。この2人でスピン
 アウト編がみたいねこ。

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