＠下北沢 下北沢本多劇場（2011/2/17-3/6 20ステージ）
http://www.honda-geki.com/honda.html
全指定 7000円
作・演出：G2 美術：金井勇一郎 照明：坂本悟 音響：今村太志 衣裳：牧野純子
演出助手：山田美紀 舞台監督：津田光正
後援：文化放送 主催： オルテ企画、アタリ・パフォーマンス
出演
伊東四朗 ：松山正次郎(極道の親分 老人ホーム会長)
あめくみちこ[東京ヴォードビルショー]：浜田藍子(ホーム職員)
窪塚俊介 ：串本健(若手極道 ホーム職員)
岩佐真悠子：兼沢春(ホーム職員)
佐藤B作[東京ヴォードビルショー]：黒崎和夫(記憶を無くした元極道 入居希望)
角野卓造[文学座] ：佐々木正義(警察OB 入居者)
市川 勇[東京ヴォードビルショー]：宇田重吉(痴呆症の元極道 入居者)
松金よね子：松山多恵(正次郎の妻）
2011/02/26(土)晴 5:05-7:09PM(2'01)中段下手 客席ほぼ満員(350人)
客層：中年層中心に幅広く。男女半々。
客入れ：献花の代わりに名前書きがずらり。補助椅子が若干あったけど、座る人なく
撤去。折り込みチラシそれなり。パンフなし。物販。パンフ 46版変形 オールカラー
37ページ。役者インタビュー、出演者座談会、稽古場写真。湯飲700円。
カーテンコール2回3分 アンケートを披露、笑いを呼び。
角野と佐藤に伊藤、3人と旧知の松金、佐藤妻のあめくみちこが加わった西荻窪すし店
飲みメンバーによる舞台とか。名義は発起人のプロデューサーがつけたらしい。
佐藤さんにとり、病気降板後の復帰舞台でもあり。
舞台。レトロな漆喰壁とアーチ窓、扉のホール。上手、窓寄りにどっしりしたソファ
とテーブル。中央入口扉を挟んで、下手半分に素っ気ないねずみ色の事務机、
ロッカー、予定表ボードの事務スペース。
お話。極道の親分が経営する郊外の老人ホーム。親分には妻も知らない大きな秘密が
あり、それを知る元極道が入居を希望してきて困惑。その一方では年甲斐もなく、妻
を持つ身でありながら、バツイチホーム職員へ恋して悶悶。
お楽しみあれこれ、ネタがつきないコメディ一幕。極道達の介護ホームを舞台に過去
の秘密と確執、今の恋が絡む設定。ミディアムな大人テンポが心地良く、どんでん返し
を終盤スパイシーにいれて面白く。諸事万端を心得たベテラン達が楽しそうに、
ちょっと大変そうに演じて楽しいところ。伊藤さんが結構出ずっぱり、勘違いと
間違い台詞の応酬で笑い欠かさず。角野とB作さんは、持ち味を、ブライテストに、
暑苦しくと、期待通りに発揮。市川さんは、介護コメディーの美味しいところを独り
占め。松金さんは、かちっと締めたり、しっとり湿らせたり、極道の妻を好演。
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