＠下北沢 駅前劇場(2013/4/26-5/3 10ステージ)
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全自由 前売・予約3200円 当日3500円 高校生以下 前売・予約2500円
作・演出：早船聡 美術：長田佳代子 照明：工藤雅弘（Fantasista?ish）
音響：平井隆史（末広寿司） 衣裳：大野典子 舞台監督：大友圭一郎
イラストレーション：木村タカヒロ 宣伝美術： 野島敏光
制作： 上田郁子（オフィス・ムベ） 主催：サスペンデッズ
出演：
野々村のん：宮下夕子
佐野陽一 ：宮下克彦(夕子の弟，不動産屋の社長)
ともさと衣：宮下美幸(克彦の妻）
佐藤銀平 ：谷迫健一(不動産屋従業員)
山下真琴 ：本田和泉(不動産屋アルバイト)
伊藤総 ：安岡隆文
一色凉太 ：男
2013/05/03(金)晴 3:05-4:31PM(1'31)前方中央 客席超満員(110人)
客層：ベテラン中心に幅広く、町内会客席。男女半々。
客入れ：びっしり8列、脇に席追加。珍しく折り込みチラシなし。パンフ A5 3ページ
劇団上演に絡み、知らなくてもいい内輪話。配役、スタッフ，予定。次回公演。
12/4-9 新作＠スズナリ。物販 オリジナルなし。カーテンコール1回。
舞台。机とテーブルを置いて不動産事務所。ぐるり砂利を巡らして戸外作り込み。
屋内正面に広く曇りガラス、河原が見渡せる設定もマスクして、広がりを含ませ。
お話。美人妻を迎えた不動産屋、でもどりの姉と従業員達。いずれも一方的な不倫、
仮面夫婦。他人を受け入れられない人、道を踏み外して孤独な人、思慮に欠いた
バカな人。加え、成仏できない未孤独死老人の幽霊。そんな人たちのままならない
悲喜劇。
苦笑いと哀感、塩胡椒の案配いい、ウェルメイド。わがままでままならないものを
抱えた人たち。二人でもやっぱり一人、孤独な有様をきちんとみつめ、残酷でも
そこが信じられる感あり。併走するドラマと個々の心理の重ね方が巧く。ああなら
そうかもな共感と涙を誘い。遠く離れた親のことなど改めて。
寝取りの性癖ある悪女も、正直で憎めない女、ともさと衣。元々美人なのに映画女優
かモデルかという美化加工がされ。冴えない周囲と際だって、ねらい通り印象深く。
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