＠三軒茶屋 世田谷パブリックシアター(2013/05/22-26 5ステージ)
http://setagaya-pt.jp/
全指定 一般S席4500円（1･2階席）A席3500円（3階席）友の会会員割引 S席4200円
せたがやアーツカード会員割引 S席4300円
演出・振付・デザイン：天児牛大 音楽：加古隆、YAS-KAZ、吉川洋一郎
舞踏手助手：百木俊介 演奏：二胡 甘建民、ヴァイオリン 矢野小百合
チェロ：遠藤益民 パーカッション：YAS-KAZ
バーチャルインストゥルメント：吉川洋一郎 音楽プロダクション：ioFACTORY
舞台監督：中原和彦 照明(初演)：岩村原太 照明：岩村原太、鈴木悟
音響：相川晶、宮崎淳子 衣裳作製：飯塚昌代
制作：緒形彰、奥山緑、高井康子、遊佐絵里、小林桂子、丸田鞠衣絵
初演フランス国立リヨン歌劇場2012年9月
共同プロデュース：リヨン・ダンス・ビエンナーレ、パリ市立劇場、
北九州芸術劇場、山海塾
助成：文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
後援：世田谷区 提携：公益財団法人せたがや文化財団世田谷パブリックシアター
主催：山海塾
舞踏手：天児牛大、蝉丸、岩下徹、竹内晶、市原昭仁、長谷川一郎、松岡大、石井則仁
Ⅰ 跡形アトカタ あとに残ったしるし
Ⅱ たち現れるものたち
Ⅲ 水からの記憶
IV かなたへ吹き去る風の中で
V 樹の鏡
VI 限りない堆積と浸食
Vll うぶす
2013/05/23(木)晴 7:05-8:34PM(1'24)1F最前方中央 客席8割(450人?)
客層：渋めの大人と20代女性、外国人。女性過半数。
客入れ：最前F列。1F満席、2F半分、3Fほとんど空席。開演定時に中央よりに空席詰め
移動の誘導あり。いいシステムなり。折り込みチラシそれなり。パンフ A5 3ページ
次回公演 5/31-6/2「二つの流れ」＠ほか。物販。ポスター1000円 サントラCD 2200円
ほか公演DVD、写真集、著作本、Ｔシャツなど。カーテンコール3回5分。いつもながら
悠然としてカッコイイ、素になる3回目もイイ。
新作公演。
舞台。中央から左右に平台、近寄ると白い砂原。それぞれの奥袖角に砂を落とす
円錐容器が吊られ。空間のバランスにつれ、シーソーと上下動。
構成。冒頭に天児牛大ソロ。次いで左右ステージそれぞれに2、4人がユニゾンで
それぞれ、また対峙。ユニゾンで叫び。あるものを中心に調和して公転。やがて
地鳴りら転変でバランスが崩れ。地に伏して蠕動。やがて黄金の飴色に染まり、
天に手を延べて、地に耳を澄まし、水の流れを聞く。天児牛大ソロ、デュオ、
全員ユニゾン。背景幕が開き、世界は黄金に染まる。天児牛大は床、手を延べ、
やがて胎児にように横たわる。
染み一つ無い、パフォーマンス。左右二つの台は付かず離れず、シーソーゲームと
有為転変を繰り返し。私たちの現実を感じさせながら、破たんすることなくガラス
細工と完成させた世界。身を委ねれば、なんとも心地好い。天児牛大ソロが2回、
この世の守り神との評も聞くがなるほどねこ。
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