＠三軒茶屋 世田谷パブリックシアター(2013/6/28-7/28 36ステージ)
http://setagaya-pt.jp/
全指定 一般S席8500円 A席6500円 補助席8000円 1階立見券5000円
作：ロナルド・ハーウッド 翻訳：徐賀世子 演出：三谷幸喜
美術：松井るみ 照明：服部基 音響：加藤温 衣裳：有村淳
ヘアメイク：宮内宏明 舞台監督：瀬崎将孝 プロデューサー：北村明子
企画・製作：シス・カンパニー 企画協力：コードリー
提携：公益財団法人せたがや文化財団、世田谷パブリックシアター 後援：世田谷区
出演：
橋爪功 :座長
大泉洋 :ノーマン(座長の付き人)
秋山菜津子:座長夫人
平岩紙 :アイリーン
梶原善 :オクセンビー
銀粉蝶 :舞台監督
浅野和之：ジェフリー・ソーントン
本多遼 :劇団員
長友郁真：劇団員
段田安則、高橋克美、八嶋智人（声の出演）
2013/07/04(木)曇 1:30-4:10(69/休15/76)1F後方上手 客席超満員（610人）
客層：ほぼ全員女性、平均30才代付近。
客入れ：最前A列。立ち見18人で満員。折り込みチラシそれなり。パンフ A4 1枚。
物販。パンフ B5 1000円。カーテンコール2回1分。長く続いた後、座長とノーマンが
幕内から顔を出して2回目。
名優達が演じてきたバックステージものを三谷幸喜演出にて。
舞台。緋色の緞帳。前面に楽屋部屋、後方劇場戸外 バックステージドア。
劇中場面では反転舞台上になり。
お話。名優と呼ばれた座長が老いの昏倒、開演前の劇場では夫人で女優、座長の
付き人らスタッフはパニック。奇跡の復帰を果たしたと思いきや…。
演劇人生劇場の悲哀を笑いの内に浮かばせ。パキパキ、てきぱきと小気味の
いい演出。くだけた現代口語の翻訳が貢献して、前半は東京サンシャインボーイズ
・ショーマストゴーオンかという展開。しだい、名優夫婦と演劇がぐるぐると
ない交ぜ、付き人の下積みの悲しさが浮かび。愛しながら通わない普遍の悲しさを
重ねて味わい。座長役橋本さんははまり役。演じることの快楽と苦しみの同居を
ひょうかんとしつつ、痛く絞り出し。付き人・大泉さんがいちいち面白く、
また感情移入させて、ラストは観客とも奈落落ち。巧いなあと思うねこ。
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