＠三軒茶屋 シアタートラム(2013/11/6-24 ステージ)
http://setagaya-pt.jp/
全指定 一般5000円 せたがやアーツカード会員割引 4,700円
友の会会員割引4500円 高校生以下 2500円 U24 2500円
プレビュー 一般4500円 高校生以下・U24 2250円
＠兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 12/3 2ステージ
原作：デイヴィッド・マメット 翻訳・演出：小川絵梨子 美術：二村周作
衣裳：前田文子 照明：三谷恵子 音響：尾崎弘征 ヘアメイク:鎌田直樹
舞台監督：佐川明紀 演出助手：大澤遊 技術監督：熊谷明人
プロダクション・マネージャー：勝康隆 プロデューサー：穂坂知恵子
宣伝美術：近藤一弥 イラストレーション：望月梨絵
主催：公益財団法人せたがや文化財団 企画制作：世田谷パブリックシアター
後援：世田谷区 平成25年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
平成25年度（第68回）文化庁芸術祭参加作品
F/T13 フェスティバル/トーキョー連携プログラム
出演(登場順)
山田瑛瑠(ダブルキャスト坂ロ湧久)：ジョン
谷原章介 ：デル
安田成美 ：ドニー
2013/11/19(火)晴 7:03-8:12PM(1'09)正面前方 客席ほぼ満員(270人)
客層：20-30才代中心に女性9割。
客入れ：2面囲み客席。正面B列最前、下手サイド3列。折り込みチラシそれなり。
パンフ A4 1枚。物販。パンフ B5 1000円、Ｔシャツ､戯曲。カーテンコール1回。
マメットの自伝ともいう舞台。気鋭の小川絵梨子演出。
舞台。端に置かれたリビングと2階へのクランク階段。脱色の上に下部から白黒の
グラディエーション。
お話。父親が出て行ったきり帰ってこない母子家庭。家族とのつきあいが長いデルが
日参。父親の不在を巡って、一家の過去、近々の出来事、写真、デルがもらった
ナイフなど、失踪の謎を巡るキーがぽつぽつ。子供の不安、不眠がつのっていく。
子役がとっても上手。大人役者と対等、むしろ生硬な彼らに比して自然体で舞台を
背負ってて感心。大きな秘密がささやかな仄めかしで見えそうで見えず＋鋭さを増す
子供の心理描写で、聞き耳立っちゃう兎状態ねこ。1時間超の緊迫感を堪能。
ポストパフォーマンストーク 8:20-8:47PM(27)ほとんど居残り
坂口湧久、山田瑛瑠、谷原章介、大堀久美子(司会 演劇ライター）
・ボーイズデー。子役の二人がもらった誕生日プレゼント。
・子役2二人は泰然自若、直前まで楽屋でトランプで遊んでいる。歌舞伎座、帝国劇場
への出演、トラムがこれまでで一番小さい劇場とか。
（作品が特殊。ストーリーがあっても説明できない）
谷 まったくわからない、どんどん難しくなる。わからないことを持って帰って
もらおうと思っていたが、軽くするのも難しい。
坂口 初めての言葉が沢山。
谷 (デルが謎）演出家が引っかけがよういしてくれるけど、拠り所が台詞にない。
ちょっとずれると全体がすれてしまう。日常の混とんを判りやすくおとすことで
澱が払拭するが、色がない。日常の緊迫がそのまま、ストーリーはシンプルなのに
等々。(作家の実体験。その重みがしんしん）
坂口（演出）面白いけど、時々恐いことを言われて緊張したこと。
谷原 女性で年下だが意識せず甘えられる、信頼できる。終わるまで家族だと。
熱気があって誠実。誠実で無いことを含めて誠実。
谷原（映画との違い）舞台は何でもトライできるが映画は取り直しができない。
瞬発力を借りてできる。舞台は受け止めてくる客がいて、緊張するけどありがたい。
山田（稽古で変わったこと）友達でジョンを犯人と思った人がいて、違う解釈され
ちゃうなあと。
谷口 やっている内にジョンが大人の嘘を知っていて成長していくと判って（実は
ジョンが全てをしっているんだよと演出もいっていた）
谷原 俳優の中で子役二人が一番作品をわかっていると言う意味。
谷原（役をつかむ核となるところ）家族を壊したことを後悔している。長く続けさせ
ようとロバートを手助けしたが、しかし家族を壊してしまう。小川さんにジョンは
家族の写真を破ったのよと。でも子供たちは悪くない。自分がなにをしたのか、
そこがスタートになる。
坂口（どんな役者になりたいか）リア王（そうじゃなくて）ストレートプレイも
できる役者に。 山田君のは失念。
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