@小竹向原 アトリエ春風舎(2013/12/19-29 ステージ)
http://www.komaba-agora.com/
予約2000円 当日2300円
作・演出:大池容子 原作:平田オリザ「隣にいても一人」
舞台監督・照明:黒太剛亮(黒猿) 舞台美術:濱崎賢二 イラスト:にしぼりみほこ
宣伝美術:西泰宏
制作:金澤昭企画制作:青年団、(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
助成:平成25年度文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業 協力:うさぎストライプ 黒猿
出演:
長野海 :佐和子(27歳になった母親)
菊池佳南:直子(27歳の作家)
山内健司:義雄(直子の叔父)
亀山浩史[うさぎストライプ]:浩之(直子の恋人・美大生)
2013/12/22(日)晴 2:05-3:10PM(1'05)後方中央 客席8割(20人)
客層:20-30才代、男性過半数。
客入れ:開場時5,6人。椅子4列。最前列から埋まるコアな客ぞろい。折り込みチラシ
それなり。パンフ A5 2ページ。次回予定 春 9月@アゴラ 冬。物販。台本 500円
ポストカード120円ほか。 カーテンコール1回。
舞台。手書き生原稿の波が打ち寄せる島舞台。中央に丸い座卓、座布団。上手奥に
本箱。山形の梁先端に和風の蛍光灯。
お話。目覚めてみたら27才に若返ったという母親。同じく27才の小説家の娘と、
同居人の恋人はとまどうばかり。一度は捨てた小説家になる夢を再燃させるさまに、
大人げなく嫌悪感を示す娘。一方、叔父さんは在りし日の娘の姿をみて舞い上がる。
平田オリザ原作は夫婦結婚、こちらは親子の不条理へ拡張して描き。寝た子を起こす
若返り騒動だけど、SFにする必要性が?。今の中年女性って異常に「若い」し。
タイトル通り、人はみな孤独であること細やかに描き、上々の会話劇。平板なのが
難だけど。叔父さん役・山内健司さんが一人気を吐き、シリアスと笑いのさじ加減が
巧みで楽しませてくれ。
[月間一覧]