＠浅草 アサヒ･アートスクエア(2014/03/22-23 3ステージ)
http://asahiartsquare.org/
全自由 前売一般3000円 学生2000円 一般ペア5000円 当日3500円（一律）
＠京都芸術センター 3/28-29 2ステージ
森田淑子作品「ヤマナイ、ミミナリ」42分
作・演出・構成：森田 淑子 振付・出演：進藤 ゆり、高田 淳史、森田 淑子
音楽・ドラマトゥルク：SKANK/スカンク (Nibroll) 美術：こばやし なつこ
黒沢美香作品「渚の風＜聞こえる編＞」35分
演出・構成・振付： 黒沢美香 音：サエグサユキオ 衣装：武藤眞子
演出協力：首くくり栲象 記録：崟利子、森泉 制作：平岡久美
出演：ミカヅキ会議（前野隆司、武藤浩史、横山千晶）
余越保子作品「ZERO ONE」44分
監修・演出・振付：余越保子 共同振付・出演：福岡まな実、福岡さわ実
映像コンサルタント：崟利子 衣装・美術：岩崎晶子
映像出演：首くくり栲象、 黒沢美香、川村浪子 （映画「Hangman Takuzo」
余越保子監督作品より）
2014/03/23(日)晴 3:06-5:29PM(2’23)正面下手 客席満席(110人)
客層：20-30才代中心、中年層〜じじばばまで。女性7割。
客入れ：一坪ロビーで開場待ち。整理番号順に整列して呼び出し。開場時で30人
ほど。長手方向に客席3ブロック 4段。折り込みチラシそれなり。パンフ Ｂ５
７ページ。ミカヅキ会議の劇中歌 楽譜と歌詞は別添。物販未確認。
カーテンコール ミカヅキ会議２回。アフタートークはパスねこ。
森田淑子作品「ヤマナイ、ミミナリ」
舞台。後半、床にぬいぐるみ？なクッション、持ち込んでＳ字に連ね、中途で
断絶。
構成。クッションを胸抱き、突然後ろ向きに昏倒。四つん這いでバッコ。
男、ステップ、その場でロール。女2人、待機。靴を女に奪われ、七転八倒。
一人の女をよそに男女のコンタクト。激しく。あれこれあって。手を取り、
クッションを並べ。男女で踏んでわたる。もう一人の女は見送る。
男は途上、踏み外して、ステップとロール再び。クッション道の中途隙間を
後からわたる女が埋めて前進。
ピリピリひりつくような、関係性ダンス。男女の、孤独な人たちの、拒絶と共犯、
かしらん？。研ぎすまされた空気感、バネがはじきれるような動き、静止した身体も
潜在力を感じさせ。できるダンサーな三人の他の作品もみてみたいねこ。
黒沢美香作品「渚の風＜聞こえる編＞」
構成。おじさん１が座り、立って種々ポーズ。上を必ずちょっと見上げる。
女性が足下を気にしながらやってｋる。男２がきて静止。男１と女がコンタクト、
斜めによりかかり支える。
男２が対峙してポーズ。男１と女２静止、男２が動き、支える動き。
3人でユニゾン、泳ぐように、互いに威嚇するような動き。
ファンキーな音楽。とりどりの動き〜シンクロ。男2去る。男１と女が手を
取り並ぶ、支えあう。ところに男２がオノマトベでもないな〜短音を連ねた奇妙な
歌を歌いながらくる。男１と女、駒のように床で回る。
男たちは交互に女をリフト。女を取り残して後ろ向き。女は発話しながら動作。
男２、時折麻痺いれて歩行。
映画のような音楽。なぜ涙が流れるのか。女とシンクロ。3人で歩行、クラップ。
男1だけ残り、二人去る。
南国ムード曲。三人前後に重なり。歩行、ばらばら。雄叫び。女と男２がデュオ。
三人、床に座り、上を見上げる。
カーテンコール、テーマ曲を三人で歌う、客席から手拍子。
中年身体に気まぐれ小動物の茶目っ気。関係性がありそうで気まま、よくわからない
けど、予想の使いない面白味ある振り付け。三人の全身全力で応える、ジャイアンな
動きに愛嬌。濃い口のダンスの時間、原宿でなく池袋な時間を堪能ねこ。
甘さを引き立てる甘辛（老い）が彼らしかだせない妙味の魅力。今回のオーディエン
ス賞、そんなのないけど、だね。
余越保子作品「ZERO ONE」
構成。首くくり栲象のインタビューとパフォーマンス映像をはさみ。さまざまな
ダンスを繰り出し、クールに客観する。
・映像 首くくり栲象へ動機などインタビュー。日常に鞭をうつ。肩に飾り衣装の
二人。内向きにロール、すりすりより、揺れ。探すようにして、ロール、崩れ。
・お能がかりに謡曲。首くくりパフォーマンス映像を背景に、滑るような、また
くねくねと。
・映像。双子？彼女ら幼児時代？が並ぶ写真。扇子をもち舞いながらトーク。
たくさんのことをやってみてください。なにが大事かを考えましょう。
二人歌う。体を叩き、腕を振り、降りをつけ。突然爆音。対話しながら踊る。
ずれつつ、シンクロ。そこは違うと互いにコメント、眉間にしわ。
・映像 民家の居間と台所。食事の支度をする片隅で首くくりパフォーマンス、
全裸の黒沢美香が前向きで歩行。白いボディスーツの上着、生足にダーティな
ペイント、身悶え交じりに動き、時折静止してポーズ。コンタクト、受け止めて、
拒絶、相手を待つの繰り返し。崩れるところを支える。発話「私が見えた」
日常に留まることにカツ！、な気づきパフォーマンス。首くくりパフォーマンス。
かわいい双子写真、そして純ダンスと思索の伴走。日常と非日常をベタならず洗練
された構成で対比して示し。こんなの初めて、目からうろこねこ。
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