[前頁] [ホーム] [一覧] [次頁]

 新国立劇場 オペラ「ヴォツェック」

 @初台 新国立劇場オペラパレス(2014/4/5,8,11,13 4ステージ)
 http://www.nntt.jac.go.jp/
 全指定 S席1階正面 23760円 S席1階 23760円 S席2階 23760円
 A席2階 19440円 B席3階 12960円 B席2階ドア側 12960円 C席4階 7560円
 C席3階ドア側 7560円 D席 4320円 Z席1620円

 作曲:アルバン・ベルク 指揮:ギュンター・ノイホルト
 演出:アンドレアス・クリーゲンブルク 美術:ハラルド・トアー
 衣裳:アンドレア・シュラート 照明:シュテファン・ボリガー
 合唱指揮:三澤洋史 児童合唱指導:金田典子 音楽ヘッドコーチ:石坂宏
 舞台監督:大澤裕 合唱:新国立劇場合唱団 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 ピアノ・口笛演奏:富平恭平 共同制作:バイエルン州立歌劇場
 出演:
 ゲオルク・ニグル:ヴォツェック
 ローマン・サドニック:鼓手長
 望月哲也:アンドレス
 ヴォルフガング・シュミット:大尉
 妻屋秀和:医者
 大澤 建 :第一の徒弟職人
 萩原 潤 :第二の徒弟職人
 青地英幸:白痴
 エレナ・ツィトコーワ:マリー
 山下牧子:マルグレート
 池袋遥輝:マリーの子供

 2014/04/13(日)晴 2:05-3:48PM(1’35)2F下手 客席8割(1500人)
 客層:大人中心、男女半々。
 客入れ:休憩無し。パンフ B5両面。物販。パンフ B5 1000円。
 カーテンコール3回8分。

 2009年度プロダクション、レパートリー上演。
 舞台。倉庫かよ、殺風景なコンクリート空間。調度は無いけどマリーらの住居。
 丸ごと吊って後退させると、下は全面本水水盤。
 お話。貧しい元床屋の兵士が、鼓手長と通じた内縁の妻マリーを殺害するに至る
 狂気の顛末。

 アングラど真ん中演出が楽しいねこ。白塗り剃髪のだるま大尉、さらに水中メガネに
 拘束サポータを身に纏う変態医師。本水を張った心の沼沢地には禿の医師と女歌手の
 クローンが増殖。バンドや鼓笛長は、男達が背負って運ぶ輿に乗せられて登場。
 子供は壁に落書き、お金、(母を)売女とまあ酷い。ヴォツェック:ゲオルク・
 ニグルは目を見開いて、イキっきり芝居の熱演。不協和音と古典の調べの同居が
 刺激的な音楽、負荷をかけてくる演出に負けない、力強いソリストの歌唱と合唱に
 ご満足たいねこ。

[月間一覧