＠下北沢 ザ･スズナリ(2014/05/15ｰ17 4ステージ)
http://www.honda-geki.com/suzunari.html
全指定 前売3500円 当日4000円「清水宏の情熱コント大陸！」と合わせて6000円
作･構成･演出:清水宏 演出助手:松本大卒
北京語ネタ翻訳:丹羽亜里咲 韓国語ネタ翻訳:三井田明日香
アドバイス:キムさん、信川清順 衣装アドバイス:渡辺まり
スペシヤルサンクス:コメディクラブ台北、カリガリホールコメディクラプ(ソウル)
日韓演出家協会、秋田ぱる七尾、清水宏のお笑いヨットスクール、しやばぞう、
雑炊太郎、居島―平、Social Chang、Dio Hatsu、下北沢ザ･スズナリ
2014/05/15(木)晴 7:33-9:48PM(2’15)最前方 客席ほぼ満員(80人)
客層：20-30才代中心、大人よりに幅広く。女性7割。
客入れ：最前２列は横4席×2を 舞台センターを囲む配置。以降ひな壇に6列。
折り込みチラシそれなり。パンフ A4 1枚。次回国内公演。9/27-28エジンバラ凱旋
＠CBGシブゲキ 11/11-16 入江雅人と2人芝居＠劇場MOMO。物販未確認。
カーテンコールでトーク3，4分。
エジンバラフェス参加も定着、次なる目標（道程）のアジア コメディ修行試練編。
舞台。素舞台 正面壁スクリーン
構成。前半台湾、後半韓国のコメディハウスへ出演レポート。
台湾。軽くみていた、台湾は今中国問題で揺れている。コメディも影響を受けて
いる。まず、中国語の難しさ。音８割言葉2割、重要なイントネーションを手振り
つきで叩きこむ。居酒屋の女将さんに習ったがＯＫがでず。どこがだめか解らず、
気が狂いそう。中国語で大切なのは三声、ポイントは興奮しないことって、自分から
興奮を除いたらなにが残るんだ！。
ライブ本番。俺のことなのに俺のことじゃない、蚊帳の外にいる感じ。で、中国語は
飽きらめ、主宰の了解をもらって、英語でやって大受け。調子にのってしまい、
翌日はオール中国語でやると宣言したが、現地の人たちがみんな心配。一人悦に
いっている俺はかなり面倒くさい先輩。翌日、全然伝わらない、お客さんが推し
量ってくれる。ゾンビねたは慈しむようにみてくれた。
ライブの後デモを元気付けにいかないかと誘われ。国会周辺で座り込みをしている
市制の人たち。コントや音楽をしている彼らを観ていたら、政治、世界とコメディは
つながっていると、嬉しくなった。しかし自分にノー、中国語でやらなければ
いかんと。呑んだ「後」に反省会、若者達は互いに熱心にだめだし。主宰氏の清水宏
評価。声○、引き際×、バランス×、しかし良くも悪くも清水さんはゲストでは
ない、もう我々の一員だと。9月のコント大会にオファー、中国語で1時間コントを
やることになりました。ライブのアンケートが好評、ライブ中iPhoneを見てて取り
上げた女子は、清水がでるなら次も見ると書いてくれた。
韓国編
韓国語の詰め込みをして、読めたのでできるビジョンが（勘違い）。日韓演劇フェス
の主宰にメール、やる気のある人大歓迎でなんと即決。野外の広場が会場、ゾンビ
ねたはベンチ入り、代わりに演歌、いま思っても何でそう決めたのかわからない。
韓国語に訳してもらった台本が厚くて、おぇつ。韓国の人達を集めてプレビューを
やった。親切に演歌ねたをやめるよういってくれたキムさんと喧嘩に。
韓国入り。周りがハングルだらけで雑念が。読めるけど意味が不明、どんどん頭から
台詞が抜けていく。ソウルは沈没船事故で自粛ムード、むしろやってやると。
会場が直前に変わって、下北沢から都庁前な場所。詰め込みすぎて日本語がでて
こない、通訳の人達にしどろもどろ。
がらーんとした会場には殺気だった目をした客ばかり 今はコメディをする雰囲気
ではないが平気なふり。強がって、なんと段取りを決めず。フェイスブックで唯一
レスを返し、ライブに来てくれたおじさんには怒る始末。客いじりをすると、言った
ことがオウム替えしで帰ってくるだけ、まるで意図が伝わらない。そのうち、客が
いらいらしはじめる。負け試合、万策が尽きてゾンビねた。蜘蛛の子を散らすように
客が逃げた。映画予告編、演歌12分、まるで受けない。めげない、あきらめの悪さ
が取り柄だったのに、あからさまに落ち込んだ 次のライブがキャンセルと聞いて、
職員は落胆しているのに安心している自分がいた。
コメディハウス再来。誰も自分のことがわからない、出演するといったが伝わらず
パニックに。直前の出演者がねたまるかぶり等、すったもんだあり。主宰より、
コメディは孤独な仕事、だが清水は自分と同じファミリーと思った。と好意的。
最後にスケジュール。エジンバラは夜と朝の2回、ターミネートルと自分の海外公演
体験談のいずれも英語。凱旋公演をして、韓国台湾と大車輪。
狂っても冷静、清水さんの滅茶なライブレポートは面白く、味わい深いと改めて。
今回は、世界とのコメディの接点への気づき、そうしても追い詰められてゾンビねた
とママならず。次回がますます楽しみねこ。