＠初台 新国立劇場オペラパレス(5/14,17,21,24,27,30 6ステージ)
http://www.nntt.jac.go.jp/
全指定 Ｓ席27000円 Ａ席21600円 Ｂ席15120円 Ｃ席8640円 Ｄ席5400円 Z席1620円
原題：Arabella 作曲：R．シュトラウス 台本：ホフマンスタール
指揮：ベルトラン・ド・ビリー 演出･美術･照明：フィリップ・アルロー
衣裳：森 英恵 舞台監督：大澤裕 合唱指揮：三澤洋史 合唱：新国立劇場合唱団
管弦楽：東京フィルハーモニー交響楽団 主催：新国立劇場
出演：
アンナ・ガブラー：アラベッラ(社交会の華)
アニヤ＝ニーナ・バーマン：ズデンカ(アラベラの妹。訳あって男装)
妻屋秀和：ヴァルトナー伯爵(アラベラの父)
竹本節子：アデライデ(その妻)
ヴォルフガング・コッホ：マンドリカ(ハンガリーの大地主)
マルティン・ニーヴァル：マッテオ(士官。アラベッラに片思い)
望月哲也：エレメル伯爵（アラベッラの求婚者)
萩原 潤 ：ドミニク伯爵（アラベッラの求婚者)
大久保光哉：ラモラル伯爵（アラベッラの求婚者)
安井陽子：フィアッカミッリ(コロラトゥーラ・ソプラノ歌手)
与田朝子：カルタ占い
2014/05/25(日)晴 2:03-5:46PM(60/休27/49/休27/52)2F下手 客席ほぼ満員(1800人)
客層：大人中心、女性過半数。
客入れ：チラシとパンフはロビー置き。終演後バックステージツアーあり。
物販。パンフ B5 1000円。カーテンコール3回8分。
レパートリー上演。
舞台。大ホテル屋内。円弧を描く髙い壁や大階段、一面のブルーに白線。赤いバラ、
アンバーのライトが映え。
お話。没落寸前の伯爵家には美貌の姉と、経済上の理由から下男として扱われている
妹。姉を見初めた大地主との縁談が進む中、彼女を恋する男達は泣きの涙。とりわけ
純情一直線のマッテオの絶望を見て取った、彼を恋する妹は一計を案じて策。これが
姉と婚約者の誤解を生んで一騒動。
流麗でエモーショナルな音楽に、取るに足りない(言い過ぎ！）恋愛騒動の取り合わせ。
どうなってしまうのかとハラハラならずモヤモヤ～勝手にしてくださいな気持ちで
みてしまうねこ。アラベッラ×マンドリカの濃いキャラと歌唱に比して、日常的な
妹とマッテオが軽く、バランスがうーん。父伯爵のダメンズなずっこけぶりには
苦笑。ブルー基調、照明でトーンを変える演出がアバンギャルド。衣装もブルー
だったり。間断なく流れる音楽のイメージとはあって、違和感はなし。
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