＠三軒茶屋 世田谷パブリックシアター(2014/6/20-22 3ステージ)
http://setagaya-pt.jp/
全指定 一般 S席5200円 A席4200円
構成・演出：鴨下信一 照明：山口暁 音響：清水麻理子
衣装：江幡洋子、池田洋子 結髪：笹部純 演出助手：平井由紀
舞台監督：伊藤満、太刀岡正 写真：田中亜紀 宣伝美術：いちのへ宏彰
広報：高仲典子 制作：高比良理恵 企画：笹部博司 主催・製作：メジャーリーグ
後援：岩波ホール
第九十八話 三島由紀夫「橋づくし」
第九十九話 泉鏡花「天守物語」
2014/06/20(金)曇|雨 7:02-9:22PM(46/休27/1'06)1F前方下手 客席ほぼ満員(670人)
客層：大人客席、中年女性中心に幅広く 女性8，9割。
客入れ：通常客席。補助椅子に結構空席。お楽しみ演出が冒頭あるので遅刻注意。
折り込みチラシそれなり。パンフなし。物販。パンフ A4大 2000円 和田誠画トート
バック入り。内容充実。ポストカード、CD。カーテンコール1回1分。
22年掛かった怖い話語り。100話語ると怖いものがでるというので99で打ち止め。
といっても出ました！とオドケる白石さん。冒頭広い会場を活かしたファンサービス。
ドキドキする、怖いと素直に心情、物理的にも心象的にもぐっと客席接近して開演。
98話 三島由紀夫「橋づくし」
舞台 お月見セット、黒子がお茶目 橋柱1本に見立ての衝立２。
お話。橋巡りで願をかける芸者さん達のシニカルコメディ。
語りようで嫌な話になるところを軽妙におかしみ転じ 不気味な女中の通奏低音も
スパイシーな笑いの柿の種に。コメディアンな白石さん語りを最後に見られて嬉しい
ねこ。
99話 泉鏡花「天守物語」
舞台。かつてなく装置。劇場サイズならでは。上手の縄ばしごの見立てがアングラ
かっこいい。
お話。美少年な若侍に恋した、魔性の姫。誤解が生んだ苦難と思いがけない救済の
物語。
白石加代子スペクタクル 怪異、耽美面とも双方立脚の立派な造型に改めて拍手
ねこ。
カーテンコールは後見の若手を紹介。竹を割ったようにすっきりと短く、江戸前に
締めて素敵。