＠初台 新国立劇場オペラパレス(2014/11/27,30,12/3,6,9 5ステージ)
http://www.nntt.jac.go.jp/
全指定 S席 21600円 A席 16200円 B席 10800円 C席 6480円 D席 3240円
全４幕イタリア語上演字幕付 原作：フリードリヒ･フォン･シラー
台本：ジョゼフ･メリノカミーユ･デュ･ロクル
イタリア語訳：アキッレ･デ･ラウジェレス／アンジェロ･ザナルディーニ
作曲：ジュゼッペ･ヴェルディ 指揮:ピエトロ・リッツオ
演出･美術:マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
衣裳:ダグマー・ニーファイント＝マレッリ 照明:八木麻紀 再演演出:滓田康子
合唱指揮:三滓洋史 音楽ヘッドコーチ：石坂宏 舞台監督:大洋裕
合唱:新国立劇場合唱団 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
芸術監督:飯守泰次郎
出演：
ラファウ・シヴェク ：フィリッポニ世
セルジオ・エスコバル：ドン･カルロ
マルクス・ヴェルバ ：ロドリーゴ
セレーナ・ファルノッキア：エリザベッタ
ソニア・ガナッシ ：エボリ公女
妻屋秀和 ：宗教裁判長
大塚博章 ：修道士
山下牧子 ：テバルト
村上敏明 ：レルマ伯爵、王室の布告者
鵜水絵里 ：天よりの声
照屋睦、青鹿博史、岡田誠、小林幸紀、千葉裕一、山下友輔：フランドルの使者
小林宏規、タン･ジユンボ、熊谷幸宏、水野洋助、宮本俊一、龍進一郎：修道僧
主山ナオミ：アレンベルク伯爵夫人
2014/11/30(日)晴 2:03-5:40PM(1'38/休33/1'17)2F上手 客席満員(1800人)
客層：大人中心、シニア層多め。男女半々。
客入れ：バックステージツアーあり。チラシはロビー置き。パンフ B5両面。
物販。パンフ B5 1200?円。カーテンコール2回9分。
8年振り再演。
舞台。石棺のような巨大箱装置。大きく4分割、中央の空間が十字架状。各角、辺が
移動、壁とか種々転換。
お話。スペイン王家。政略結婚で婚約者を父親に取られた息子はうじうじ。仮面結婚
で心通わないことを嘆く父親は、宗教権力者に頼ったりして情けない。そんな中振り
回される女性たちにはお気の毒様。
心の牢獄で絶望を歌う、とダークな作品。だけど、美しく雄大な歌曲歌唱ぞろいで
食べ応えは存分、幸せな心持ちという。息子役タイトルロール・セルジオ・エスコバル
美しいバリトンで酔わせてくれ。父親のフィリッポニ世・ラファウ・シヴェクの
重厚さで好対照、宗教権力者・妻屋秀和の威圧感ただならず。女声がいずれも
切々として胸に迫り、これも素敵。
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