＠初台 新国立劇場 小劇場(2014/12/03-21 22ステージ)休演12/9,16
http://www.nntt.jac.go.jp/play/
全指定 A席5400円 B席3240円 Ｚ席1620円
＠兵庫 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 12/27 1ステージ
作：ニック・ペイン 演出：小川絵梨子 翻訳：浦辺千鶴
美術：松岡 泉 照明：沢田祐二 音響：福澤裕之 衣裳：前田文子
ヘアメイク：川端富生 演出助手：大澤 遊 舞台監督：澁谷壽久
主催：新国立劇場
出演：
鈴木 杏：マリアン
浦井健治：ローランド
2014/12/6(土）晴 1:01ｰ2：23PM(1'20）中段下手 客席9割(330人？）
客層：大人中心、20ｰ30才女性とシニア層。
客入れ:4列、通路、雛壇12列とバルコニー席。後方に空席若干あり。折り込みチラシ
それなり。パンフなし。物販。パンフ B5 800円。カーテンコール2回1分。
2012年ロンドン初演、オリヴィエ賞 4部門ノミネート作品。本邦初演。
舞台。中央 丘斜面に枝振りのいい１本の木。ぐるり煉瓦階段の回廊。上手下手
手前に住居装置。ソファ、テーブルとイス。下手中腹に三角公演。
お話。物理学者の女性と、養蜂家の男性が出会い、結婚、女性の病気ら人生の苦難に
出会い、共に過ごしていく日々を綴り。
仕掛け。各シーン毎に5、6の選択肢あり。それぞれのありさまをジングル音で区切り
連続(反復）してみせ。木（枝分かれの根本）と回廊が象徴的。
複雑怪奇な設定も、物語は極シンプル、心に響く直球のストレートプレイとし。
多元宇宙の理論、併行する人生の可能性(確率）に想を得て、物理学者と養蜂家の共に
孤独な職業の出会いから展開してユニーク。よくまあ作ったねと感心しちゃうねこ。
実験的作品なれど臭味はなく、ナチュラル。というのも叶わない現実、願望や奇跡の
瞬間ら人生そのものを観客に想起し拡げてゆくから。映像ならともかくライブで切り
替えてゆく俳優は大変。丁寧で細やかな感情を交わす、鈴木さんと浦井さん◎。
とりわけ、うれしいにつけ悲しいにつけ、闊達に演じる鈴木さんが素敵。
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