＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2015/1/16-25 10ステージ)
http://www.komaba-agora.com/
全自由一般前売2800円 当日3000円 学生2300円 高校生以下1000円
早期観劇割引2500円(前売りのみ)
作・演出：田川啓介 舞台美術:角田知穂 照明:山口久隆(S･B･S) 音響:池田野歩
衣装:正金彩(青年団) 舞台監督:大地洋一 演出助手:粕谷知世(プレス)
宣伝美術:根子敬生(CIVILTOKYO) 宣伝写真:伊藤祐一郎(CIVILTOKYO)
制作:松尾愛海 芸術監督：平田オリザ 企画制作：水素74%/(有)アゴラ企画・
こまばアゴラ劇場 主催：(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
平成26年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
出演：
兵藤公美[青年団]：秋子(長女 家を守る 看護師)
柳沢茂樹 ：高橋（秋子と同僚)
富田真喜[青年団]：麻里（次女 家出同然だった）
工藤洋崇 ：ヒロ(麻里の恋人)
木下崇祥 ：三浦(高橋 同僚
2015/1/21(水)雨 7:33-8:59PM(1'26)中段中央 客席満員(60人）
客層：20-30才代と中年層。男性過半数。
客入れ：開場時15人ほど。椅子5列。折り込みチラシそれなり。パンフ A5 3ページ。
次回公演。4/16-22「誰」＠アゴラ。物販。上演台本。DVD。カーテンコールなし。
だめんずを描いて秀逸の田川啓介最新。
舞台。庭に面した和室10畳。座卓、袖に襖(前後)。下手が玄関、上手が母屋設定。
結構、部屋数のある家のよう。
お話。家出した妹が恋人を伴い突然帰宅。家族の理想像を唱えて厚かましい恋人に
不信感を抱きながら、平静な姉。それも気に入らない風な妹は確執解消せず。さらに
ぱっとしない近所の同級生男性と同居としてなおさら。件の男性は居候、恋人の仕事
ぶりから敬意を抱いているが、壁をつくりたがる彼女に不満。そもそも恋人と思って
いるのかと。
ねば成らない呪縛に囚われた人の悲喜劇。手前勝手な理想をぶち上げるので、相手は
目が点。正論だったりするので困りもの、なので自滅させられる顛末となり。暴力性
やキチガイぶりが表立たず、以前の作品より一見地味目の会話劇。その分たちが悪く
苦笑を誘われるねこ。
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